復活したヴァン・ダムの最新作。ヴァン・ダム主演作を銀座シネパトスで見ることができる幸せを噛み締めるべきだろう(点数 70点)
(C)2012 Six Bullets Investments LLC. All rights reserved.
ジャン=クロード・ヴァン・ダムは、90年代に最も輝いていたアクション・スターだ。
過去には、ジョニー・トー、リンゴ・ラム、ツイ・ハークという、香港の3大監督が、ハリウッド進出の際にヴァン・ダム主演作を撮っている。また、ピーター・ハイアムズ、ローランド・エメリッヒ、ジョン・G・アヴィルドセンら、評論家には評価されなくても、それなりの娯楽作をきちっと作ることができる職人監督と組んでいて、筋金入りのB級魂を濃厚に感じさせる。
そんな彼が最近、注目を集めている。
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ヴァン・ダムも最後にはご自慢の格闘アクションをしっかりと披露(点数 65点)
(C)2012 Unisol 4 Distribution, LLC All rights reserved.
ジャン=クロード・ヴァン・ダム主演の人気シリーズ第4弾で、監督は前作に引き続きジョン・ハイアムズ。
武装集団に襲撃され、目の前で妻子を殺害された上に自身も瀕死の重傷を負ったジョンは、9ヶ月の昏睡状態から奇跡的に回復。この出来事と犯人の顔を未だ忘れることができないジョンは、犯人がリュックであることがわかり、彼に復讐を誓おうとするが……。
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現役モデルたちのキラキラガールズ・ムービーにときめいちゃう!(点数 90点)
(C)2012 F.S.フィルムパートナーズ
モデルにあこがれたこと、ありませんか?
キレイでお洒落な服を着て、スポツトライトの中を歩くきらきらな自分。
きらびやかなイメージが先に立つけど、案外、モデルの実態って、
知りませんよね。
女子なら一度はあこがれるモデル業界に鋭く光をあてた作品です。
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リアリティーを追求したドキュメンタリータッチ(点数 60点)
(C)Nostromo Pictures SL 2011
『[リミット]』で脚光を浴び、『レッドライト』の公開が来年に控えているロドリゴ・コルテスが脚本・製作を務め、短編で注目されたTV畑出身の若手カルレス・トレンスがメガホンを取ったホラー作品。
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イラン映画が世界的に評価が高いのもこういう映画があるからこそと納得させられる一品(点数 86点)
(C)kanoon
説明がましい台詞が無く、映像で彼らの心情を表現する技術は秀逸で、詩的な趣きさえある。映画の後半で燃え盛る天然ガスの炎を背景に主人公の少年が氷塊を掲げるシーンは幻想的で、短いカットから多くの意味を含んでいるのはさながら一編の詩のようでもある。
この作品では少年たちが疾走するシーンが多く用いられているのだが、生きることの喜びや苦悩を身体で表現しているように思う。走るシーンに人生の意味が凝縮されているのではないのだろうか。
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銃撃戦と格闘技が見事に融合したインドネシア産のアクション。狭いビル内の設定をうまく使った演出も素晴らしく、傑作と言っていい(点数 90点)。
(C) MMXI PT.MERANTAU FILMS
銃撃戦と格闘アクションは本来、相性のいいものではない。
「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ&アメリカ/天地風雲」でジェット・リーふんする黄飛鴻が銃弾を着物の裾でさばいたり、「カンフー・ハッスル」でブルース・リャンふんする火雲邪神がピストルから発射された玉を指でつまみとったりした例はあるが、普通はいくら格闘技が強くても、銃で撃たれてはひとたまりもない。
だからこそ、クンフー映画では、なぜか銃は使われず、素手か、銃以外の武器での戦いが描かれるのだ。
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あの「シルク」が3D映画化されました。それもドキュメンタリーとしてではなく。(点数 75点)
(C)2011 Cirque du Soleil Burlesco LLC. All Rights Reserved.
本作は第25回東京国際映画祭の公式オープニング作品として上映され、上戸彩さんがオフィシャル・ネビゲーターをつとめたことからみてもこの秋最大の話題作であることは確かです。
「太陽のサーカス」と言われる公演体験者、1億人。ひとつの団体としてはべらぼうな集客、ということはそれだけ観衆を熱狂させる完成度だということでしょう。
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ワイルドな男たちの昭和筋肉祭り! さあ、ご一緒に、わっしょい!(点数 80点)
(C)2012 Barney’s Christmas, Inc.
80年代は、アクションスターの宝庫でした。
スタローンに、シュワちゃんにヴァンダム。セガール兄貴もいたよね。
そんな往年のファンたちは、前作『エクスペンダブルズ』で
懐かしい顔ぶれに、狂喜乱舞したはず。
さらにパワーアップして、パート2が登場って、うれしすぎます。
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ま序盤から迫力満点の凄まじい大爆撃が味わえ、アクション映画ファンをとことん楽しませてくれる。(点数 75点)
(C)2012 Barney’s Christmas, Inc.
シルヴェスター・スタローンを筆頭に新旧アクションスターが大集結したアクション映画の第二弾。
監督は、前作のスタローンに代わってサイモン・ウェストがメガホンを取った。
キャストはスタローンをはじめ、ジェイソン・ステイサム、ジェット・リー、ドルフ・ラングレン、テリー・クルーズ、ランディ・クートゥアというお馴染みのメンバーに加え、新たに若手新メンバーのリアム・ヘムズワース、紅一点のユー・ナン、敵役のジャン=クロード・ヴァン・ダム&スコット・アドキンス、そして、チャック・ノリスが参戦。
さらに、前作ではカメオ出演のチョイ役だったブルース・ウィリス、アーノルド・シュワルツェネッガーが本格的に参戦。
まさに、“オールアクションスター感謝祭”という顔ぶれだ。
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とにかくクレイジーな作品がお好きな方にはオススメの衝撃作(点数 60点)
(C)2011 BY MODERN WOMAN LLC ALL RIGHTS RESERVED
ジャック・ケッチャム原作の同名ホラー小説をラッキー・マッキー監督が映像化。ケッチャムとマッキー監督が共同で脚本を執筆している。
弁護士クリス(ショーン・ブリジャース)は妻ベラ(アンジェラ・ベティス)、長女ペギー、長男ブライアン、幼き次女ダーリンと何不自由なく幸せに暮らしていた。ある日、クリスは趣味であるハンティングをするために森へ出かける。
クリスはそこで野性の女(ポリアンナ・マッキントッシュ)を発見し、獲物として捕獲し、家に連れて帰る。
この女は、実は食人一族の最後の生き残りであった。クリスは自宅の地下倉庫にて食人女の手足を拘束し、家畜のように飼育することを家族に説明する。やがて、クリスはこの食人女にサディスティックな調教をやり始めるが……。
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「地球侵略ではなく、あくまでも友好関係を築きたい」という王さんは果たして白か黒か?!(点数 65点)
(C)2011 Manetti bros. Film
ベネチア国際映画祭で創造産業賞を受賞し、各国の映画祭に正式招待されるや称賛を浴びたイタリア製異色SF作品。監督はマルコとアントニオのマネッティ兄弟。
中国語翻訳者ガイアは中国語の同時通訳を依頼する緊急の電話がかかってくる。「2時間で2000ユーロ」という高給に釣られた彼女はこの仕事を引き受ける。
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悪趣味最低映画の歴史に新たなるページを刻み込む(点数 60点)
(C)2011 New Flesh Films, All Rights Reserved
デジタルアーティストとしても活躍するアレックス・シャンドン監督による英国製悪趣味変態残酷映画。
学校放火犯ティム(ジェームズ・バロウズ)、ピッキング犯ゼブ(テリー・ヘイウッド)、荒くれ者ドワイト(クリス・ウォーラー)、無口な女サム(ナディーン・ローズ・マルケリン)の4人の少年犯罪者は社会奉仕活動として保護観察官ケイト(ジョー・ハートリー)&ジェフ(ジェームズ・ドハティ)に引率されて辿り着いたのは、なぜかカーナビには存在しない村で、かつては炭鉱の街として栄え、精神・神経障害者の隔離施設があったと言われているが、今では異常者たちが集う巣窟と化していた。
そんな異常者たちに追われる身となった一行は、次々と捕らえられ、村人たちが興じる残虐殺戮ショーの餌食になってしまう……というお話。
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白黒の映画にバートン監督の色褪せない想い出が詰まっている。(点数 88点)
(C)2012 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
愛するものに永遠に生きて欲しいと願うのはだれにでもあることだと思う。
鉄腕アトムはこのフランケンシュタインのストーリーと共通するテーマがある。天馬博士は息子の飛雄を交通事故で失い、その代わりとしてアトムを造った。
ピグマリオンも彫像に恋をして哀れに思ったアフロディーテがその像に魂を吹き込んだのだという。
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ハラハラドキドキの緊張感を味わうべき作品(点数 60点)
(C)Quite Nice Pictures 2011 All Rights Reserved.
昨年公開された『デビル』に続いて、またもやエレベーターを舞台にしたシチュエーション・スリラーが登場した。監督は、本作が長編映画第2作目となるノルウェー出身のスティング・スヴェンセン。
ウォール街に立つ高層ビル群の中に、投資会社CEOのヘンリーが持っている本社ビル。その最上階でヘンリー主催のパーティーが開催されるということでヘンリーを含む9名が一台のエレベーターに乗る。だが、エレベーターは最上階に向う途中、49階付近で突然停止してしまう。乗客たちはすぐに助けが来ると思い、呑気にしていたが、乗客の1人が「爆弾を持っている」と告白するのだが……。
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ATM - 佐々木貴之
もう1つパンチが効いていない感が否めないため、やや残念(点数 60点)
©2011 GOLD CIRCLE DEVOLOPMENT LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
先般公開された『エレベーター』に続いて、またもや近年流行りのシチュエーション・スリラー作品が登場。今回は、タイトル通りにATM=現金自動預払機がメイン舞台となる。脚本は同じくシチュエーション・スリラー作品『[リミット]』を手懸けたクリス・スパーリングで、監督はデイヴィッド・ブルックスというお方。
投資会社勤務のデイヴィッド、エミリー、コーリーは、クリスマスパーティーの帰り道、コーリーが現金を引き出すためにATMに立ち寄るようにとデイヴィッドに頼み込む。だが、ATMコーナーの窓越しに不審な男が現れ、コイツが仕掛けた罠によって3人は閉じ込まれるハメに……。
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