気軽に、なにも期待せずにいったらいい(70点)
本国では史上最大のヒットを飛ばしたという、ドイツのドタバタ・コメディ映画。
◆ダナ・カーヴィギャグを楽しめる人なら、評価は一変だが(30点)
アダム・サンドラー(製作総指揮)が、敬愛する先輩コメディアンのダナ・カーヴィ(主演)に、持ちネタを心おきなくスクリーン上でやらせてあげたコメディ映画。
◆年間ワーストクラスの支離滅裂な駄作だが、だからこそ必見(5点)
高見広春の、抜群に面白い小説『バトルロワイアル』の世界観を使い、オリジナルストーリーで作ったPART2。前作に引き続いて監督した深作欣二が製作途中で亡くなり、息子さんが監督を引き継いで完成させた。
◆構成がしっかりしており、オチにも驚く(70点)
実際にスラム出身の作者による小説を映画化した群像劇。ブラジル映画だが、本国では大統領までもが「この映画おもろいから、みんな見ときなさい」と演説したというほどで、当然大ヒットを記録。
◆大作を見るよりずっと面白い(60点)
一般公募による自主製作映画コンクール「ぴあフィルムフェスティバル」で選ばれた監督が、そのプロデュースのもとに長編映画を製作するシステム「PFFスカラシップ」による作品。
◆付き合いたてのカップルにすすめたい(65点)
人気フランス女優シャルロット・ゲンズブールが、実生活でのパートナーであるイヴァン・アタルの妻役(役名もシャルロット)を、劇中で演じるパ4ロディチックなドラマ。
◆出演女優リストを見てから出かけよう(70点)
ショウビズ界有数の俳優一家の長女、ロザンナ・アークエットが初監督したドキュメンタリー。「女優業と母親業の両立に悩む」ロザンナ自身が、主に40代以上のハリウッド女優34名にインタビューしつつ、最後に憧れの女優、デブラ・ウィンガーにたどりつくまでを描く。
◆さすがは12000本から選ばれた脚本だ(80点)
ベン・アフレック&マット・デイモンが、『グッドウィルハンティング』の脚本を、自分たち主演で売りこみ、アメリカンドリームを実現したというのは有名な話である。そんな彼らが、自分たちに続く新人を探すための企画で集めた1万2000本の脚本の中から、グランプリに選んだ脚本を映画化した感動作が本作である。
◆アクションより、キャメロンのダンスがすごい(75点)
70年代のテレビシリーズをもとに映画化したアクション映画のPART2。製作側にしてみると、前作も大ヒットしたので、テレビシリーズのファンを含めて、相当幅広い年代を劇場に呼べるという、大ヒット確実な安全パイの典型である。
◆スポーツシーンは面白いが、それを見るだけの映画にとどまっている(50点)
エクストリーム・スポーツを題材にしたアクション映画。各スポーツのトッププレイヤーを集めた、本物のスタントシーンが売り物。
◆サーフィンの楽しさだけはわかる映画(35点)
「サーフィンてこんなに楽しいんだよ! みんなもやりたくなったでしょう?」 と主張しつづける映画である。まるで、サーフィンプロモーションビデオのようだと思えばよろしい。