東京原発 - 前田有一

低予算ながら、気合の入った力作エンタテイメント(80点)

 原子力発電所の抱える問題を痛烈に批判した社会派エンタテイメント。広瀬隆著「東京に原発を」を映画化したような内容だ。社会問題に真っ向から挑み、それを見事な娯楽作品に仕上げたこのような作品は、最近の邦画では見たことがなく、高く評価したい。

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花と蛇 - 前田有一

裸とSMだけを見る映画(30点)

 杉本彩主演のSM陵辱ドラマ。SMのバイブルとも評される団鬼六の有名な原作は、以前に何度か(5回だったか?)映画化されている。その中でも、本作はもっとも過激だと評判らしい。

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クイール - 前田有一

犬好き専用映画(40点)

 盲導犬クイールの一生を描いた映画。盲導犬の献身的な働きを描いた感動ドラマ……というわけでもなく、単にカワイイお犬様のお姿をみるという、動物映画の趣きが強い。

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ブラザー・ベア - 前田有一

ディズニーらしい手堅い一本(70点)

 ディズニーが送る春の新作アニメーション映画。ユーモアあふれるキャラ、教訓的なストーリー、感動的なラストと、いつもながら手堅くまとめた一品だ。フィル・コリンズによる音楽もなかなかだ。

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ペイチェック 消された記憶 - 前田有一

見ごたえあるアクションスリラー(75点)

 近未来を舞台にしながら、ミステリ的な謎解きをメインに据えたSFアクション映画。SFというとちょいとマニアックというか、一部のファン向けのイメージがあるが、『ペイチェック』はむしろスリラー&アクション映画としての印象が強く、一般のお客さんにもお奨めできる作品だ。

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ケイナ - 前田有一

独特の雰囲気の中に、日本アニメとの共通点を感じる(60点)

 フランスが作った、ヨーロッパ初のフル3D-CG製長編アニメーション作品。3D-CGアニメでもっとも有名なのは『ファインディング・ニモ』等で知られるピクサー社だが、当然ながら印象はまったく違う、個性的な作品である。

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イノセンス - 前田有一

最初の一秒で感じる圧倒的なクォリティ(70点)

 押井守監督、待望の新作アニメーション超大作。タイトルは『イノセンス』だが、中身は『GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊』の完全なる続編。情報量が類を見ないくらい多く、本格的なSF作品のなかでもとりわけ難解な部類に入るといわれる原作を持つ。この続編も、最低限前作を見ていないと理解するのは困難。抽象的な形で哲学的主張が描かれる。一度見て意味不明なのは当たり前、10回でも20回でも見てほしい……というのが、監督の本音であろうと思わせる作品だ。

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レジェンド・オブ・メキシコ/デスペラード - 前田有一

こんな個性を持ったシリーズが続くのもいいなと感じる(60点)

 ラテン風味のガンアクションムービー『デスペラード』の続編。監督も主要キャストも共通だが、アクの強い新登場のキャラクターが続々と登場する。

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ツインズ・エフェクト - 前田有一

超本格アイドル&アクション映画(60点)

 香港のモーニング娘。こと人気ユニットのツインズ主演のアイドル映画。とはいっても中身は相当本格的なアクション映画だ。

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ゴシカ - 前田有一

ハル・ベリーのファンムービー(40点)

 女子刑務所精神科病棟を舞台に、ハル・ベリーとペネロペ・クルスという、2大人気女優が競演したオカルト系サスペンスドラマ。

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マスター・アンド・コマンダー - 前田有一

男たちの熱いドラマが見所の海洋スペクタクル(75点)

 世界的なベストセラーが原作の海洋冒険歴史大作。帆船時代の海戦や船内生活を、ディテールにこだわった本格的な映像で見せてくれる。

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ヘブン・アンド・アース - 前田有一

出来のいい戦闘シーンとお馬鹿な展開(55点)

 中井貴一主演の中国映画。アクション満載の時代劇だ。ハリウッドが日本市場に目を向けて『ラスト・サムライ』を作ったように、アジア各国も日本人俳優を主演に据えて、日本でのヒットを狙うケースが最近増えているが、本作もその一本だ。『ラスト・サムライ』でのトム・クルーズ的役回りを、中井が演じる。とてもおいしい役で、彼のファンが見たら最高に幸せな映画だ。

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ドッグヴィル - 前田有一

奇抜なアイデアを見せるための映画になっていない点がよい(85点)

 カンヌ映画祭を騒然とさせた話題作。何がビックリかというと、そのセット。だだっ広い体育館みたいな場所の床に、なんと白線を引いただけ。各区画には「誰々の家」などと書いてあり、椅子など最小限の家具だけが置かれている。壁や屋根は一切無い。その家に入るときは、存在しない「ドア」を俳優が演技だけで表現して開けて入って行く。

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アップタウン・ガールズ - 前田有一

二人のキャラを楽しめる人なら満足できる(65点)

 人気子役ダコタ・ファニングがタカビーな子供を得意げに演じるハートウォーミングコメディ。相手役は、アメリカでは大人気のブリタニー・マーフィ。この人は、コメディをやらすとなかなか上手い。

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ゼブラーマン - 前田有一

全編ゆるすぎる作り(40点)

 哀川翔、主演100本記念作品。今、週刊スピリッツでコミック版が連載されているヒーローもの。

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