オリジナリティ溢れる映像に、日本アニメの未来の姿が見える（70点）
斬新な見た目と迫力あるアクションが特徴の、SF長編アニメーション。原作は今でもファンの間で高い人気を持つ。
アップルシード - 前田有一
ロスト・イン・トランスレーション - 前田有一
日本という異文化の中で感じる孤独（60点）
日本を舞台にした恋愛コメディで、アカデミー脚本賞を受賞した作品。日本のスタッフを多数参加させ、日本を愛する（？）監督さんが大好きな街、東京を舞台に作り上げた。
オーシャン・オブ・ファイヤー - 前田有一
雄大な自然を舞台にした馬と人間の愛の物語（60点）
『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズで、旅の仲間アラゴルンを演じたヴィゴ・モーテンセンが、初めて主演を張ったアクション時代劇。西部開拓時代、アラブの砂漠横断馬レースに参戦したアメリカ人カウボーイの感動実話。
ドラムライン - 前田有一
真珠の耳飾りの少女 - 前田有一
大人向け、かつフェルメールファン向けの特殊な映画（50点）
画家フェルメールの代表作『真珠の耳飾りの少女』（青いターバンの少女）の制作秘話を、フィクションで再現した作品。フェルメールの絵のように美しい映像で、ミステリアスな制作時の背景を見せてくれる。
ハッピー・フライト - 前田有一
30代のためのお気軽なデートムービー（60点）
さえない田舎町に生まれた女の子が、なんとか人生を変えたいとスチュワーデスに挑戦するコメディドラマ。人気女優主演の80数分のお気軽映画というわけで、細かいことは考えずに鑑賞するべき作品だ。
ディボース・ショウ - 前田有一
おしゃれな会話劇を目指しても、他人の財産を奪い合う姿はスタイリッシュからは程遠い（60点）
金持ち男を騙しまくって計画離婚し、巨額の慰謝料を奪い取る悪女と、離婚訴訟専門の腕利き弁護士が騙し合う恋愛コメディ。二人はやがて惹かれ合うものの、そこは恋愛沙汰を金にするプロ同士、一筋縄では行かない壮絶な駆け引きが繰り広げられる。
スパニッシュ・アパートメント - 前田有一
すばらしい音楽とともに送る青春の一幕（70点）
就職時期を目前にしながら、進むべき道がいまだに見えていない主人公の青年が、ひょんな事から留学する事になったスペインで、人生の真の目的を見つけるまでの青春ドラマ。
イン・ザ・カット - 前田有一
メグ・ライアンの終焉（40点）
かつてロマンティック・コメディの女王といわれ、アイドル的女優として日本でも多くのファンを獲得したメグ・ライアン主演のミステリドラマ。ミステリといっても謎解き型ではなく、他者を上手に愛せないヒロインがちょいとイイ男に出会って、中年デビューするという話である。よって、この映画の見所は、40代の女性主人公が性と愛に目覚めていく内面ドラマの部分にある。
ロスト・メモリーズ - 前田有一
韓国人が見ても引くだろうと思わせるほどの反日ドラマ（10点）
仲村トオル出演の、日韓合作近未来アクション。誰もがあらゆる点でぶったまげるであろう、2004年屈指の怪作である。
エレファント - 前田有一
特徴的な演出技法と美しい映像が心に残る（55点）
コロンバイン高校銃乱射事件直前の一日の少年たちの様子を描いた青春映画。カンヌ国際映画祭のパルムドール（最優秀賞）と監督賞を受賞したというだけあって、じつに丁寧に作られたことがわかる優れた映画作品だ。
恋愛適齢期 - 前田有一
54歳女と63歳男のロマンティックコメディ（60点）
オスカー受賞俳優が豪華に競演するロマンティック・コメディ。タイトルのとおり、「人はいつまで恋ができるのか？」すなわち、恋と年齢という普遍的なテーマに挑んだ内容となっている。
