こんな企画で商売として成り立つのかが気になる(20点)
ヒキタクニオの同名原作の映画化。不死身の男、窪塚洋介が友情出演していることでもちょっとだけ話題。
似たような時代劇が多すぎる(40点)
「たそがれ清兵衛」等で知られる藤沢周平の傑作小説を映画化したもの。黒土三男監督は、2003年に作られたテレビ版で脚本を担当した人。この作品に対しては、とても強い思い入れがあるという。
見る人をかなり選ぶが、この個性は捨てがたい(60点)
「ロボコップ」シリーズの2、3や「デアデビル」「エレクトラ」といった作品の原案などで知られるフランク・ミラーの原作コミックを、本人がロバート・ロドリゲスと共同で監督したもの。しかも、劇中のあるシークエンスは特別監督としてクエンティン・タランティーノがギャラ1ドル(自称)で引き受けた。
こういう安直企画が日本映画界をだめにする(20点)
ただ今公開中のヨン様映画『四月の雪』のホ・ジノ監督のデビュー作『八月のクリスマス』を、山崎まさよし主演の日本映画としてリメイクしたもの。
娼婦たちに共感を持つことができる(55点)
売春婦という職業にスポットをあて、さまざまなインタビューを中心としたドキュメンタリーと、一部ドラマも挿入したスペインの実録作品。短いドラマ部分にはダリル・ハンナら有名俳優も登場する。
結婚を考えているカップルが見たら最高に楽しいコメディ(75点)
『バタフライ・エフェクト』で主人公を演じたアシュトン・カッチャーの主演最新作。67年の『招かれざる客』という作品の一風変わったリメイクで、「白人と黒人が結婚する」という米国における難題テーマを、両者の立場を反対に設定して、軽いロマコメに仕上げた作品。
最新?往年のアイドル競演(20点)
伝説的なエッチアニメで知られるえびはら武司原作のギャグ・マンガの主人公「マチコ先生」の誕生秘話を描いたオリジナルストーリーの実写映画化。主演はグラビアアイドルの磯山さやか。
日本人のはずなのに全員吹き替え?!(60点)
「週刊ヤングマガジン」に連載中のしげの秀一の同名人気コミックを、『インファナル・アフェア』で知られる香港のスタッフ・キャスト陣で実写映画化した異色作。
いち労働者の美しい姿を描いたお話(50点)
実在のボクサー、ジム・ブラドックの半生を描いた伝記映画。監督、主演は『ビューティフル・マインド』と同じくロン・ハワード&ラッセル・クロウ。
呪いモノは平凡(50点)
SF・ホラー作家リチャード・マシスンの名作『渦まく谺』を、「スパイダーマン」「宇宙戦争」の脚本家デヴィッド・コープが監督して映画化。主演は「インビジブル」「ミスティックリバー」などで知られる性格俳優ケビン・ベーコン。