Doom/ドゥーム - 前田有一

姉萌え&自分視点を取り入れたエポックメーキング的アクション映画(60点)

 ハリウッドではビデオゲームの映画化が大人気で、本作もその流れのひとつ。元となったゲーム、「Doom」シリーズ(映画版は3を原作としている)は、まだインターネットが普及する前から大人気の、パソコン用SFシューティングゲームだ。

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ファイヤーウォール - 前田有一

短所がないということが長所(80点)

 ネットバンクが普及し、一般預金者にとっても、オンライン上の数字を動かすことに抵抗がなくなってきた昨今、銀行のセキュリティも大きく変化している。昔は、どれだけ金庫室の壁を分厚くするか、頑丈なドアをつけるかといったハード面が重要で、映画の中の銀行やぶりも、どうやって金庫室に進入するかが大きな見せ場であった。

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サウンド・オブ・サンダー - 前田有一

見方を間違えなえれば楽しめる(75点)

 『サウンド・オブ・サンダー』は、まさにこのサイトのような事前レビューの役割を問われる一本といえる。というのも、この映画を予告編や、雑誌の無難な紹介記事の印象だけで期待して観に行くと、かなりの確率で外すと思われるからだ。

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子ぎつねヘレン - 前田有一

CMに騙される率が高そうだ(12点)

 同じ週の『南極物語』が犬ならこちらはキツネ。獣医の竹田津先生とそこで保護されている動物たちの様子を描いた原作本「子ぎつねヘレンがのこしたもの」をもとに、ヘレンとある少年に焦点を絞って映画化した。

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SPIRIT スピリット - 前田有一

日本の観客に遠慮しているように見えるが、実はそうでもない(55点)

 今週は、ジャッキー・チェン(『THE MYTH 神話』)とジェット・リーの新作が揃い踏みという、両クンフースターのファンにはこたえられない週となった。とくにこの『SPIRIT』は、主演のジェット・リーが「最後のマーシャル・アーツ映画」と語ったこともあり、彼の格闘アクションを見たい方にとっては、絶対にはずせない一本となっている。(この場合、マーシャル・アーツとは武術全般をさすと思われる)

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THE MYTH 神話 - 前田有一

ジャッキー異色作(50点)

 ジャッキー・チェンといえば、クンフー映画やコミカルな現代劇で、独特のアクションを見せてくれる大スター。ところが、意外なことに歴史もの、特に武侠アクションといわれるジャンルは未踏であった。『THE MYTH 神話』は、そんな彼がはじめて挑戦した、香港=中国合作の武侠アクション映画だ。

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南極物語 - 前田有一

犬たちが上手すぎて泣けない(35点)

 フジテレビ製作の大作日本映画『南極物語』(83年)は、邦画の興行記録を次々塗り替えた大ヒット作品となった。あれから23年ほど経った今、なんとハリウッドがリメイク、ディズニー映画として、日本でも公開される運びとなった。

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マンダレイ - 前田有一

前作より単純明快、ぜひ『ドッグヴィル』を見たあとに(90点)

 『マンダレイ』は、あの斬新な佳作『ドッグヴィル』の続編だ。ちなみに『ドッグヴィル』最大の特徴は、床に白線を引いただけで壁も屋根も無い、だだっ広い体育館のような場所をひとつの村に見立て、そのセット内のみで3時間の映画を作りあげた点。役者たちがパントマイムで玄関のドアを開けると、キィとドアがきしむ効果音が挿入される。じつに斬新な演出の映画であった。

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真救世主伝説 北斗の拳 ラオウ伝 殉愛の章 - 前田有一

多少の脳内補完が必要だが、感動できる(70点)

 原作・武論尊、作画・原哲夫『北斗の拳』は、88年まで週刊少年ジャンプに連載された漫画だが、いまだにパチスロや各種パロディなどでひっきりなしに引用される名作である。週刊コミックバンチでは、オリジナルの前時代のお話にあたる『蒼天の拳』も連載されている。恐らく、一度も読んだことがない人でも、その名前くらいは知っていることだろう。

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イーオン・フラックス - 前田有一

一見ティーン向けアクションに見えるが、その本質は……(55点)

 つい先日、「スタンドアップ」に今週のオススメをつけた覚えがあるシャーリーズ・セロンの主演作が、続けて公開となる。この『イーオン・フラックス』は、彼女のキャリアの中ではめずらしいティーン向けSFアクションで、アメリカのMTVで放映されていた短編アニメーションを実写映画化したものだ。

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機動戦士ZガンダムIII 星の鼓動は愛 - 前田有一

映画として成立しており、3部作では最高の出来(80点)

 2005年5月と10月に公開された前2作は、かなりの好成績を残し、Zガンダム人気の根強さを印象付けた。テレビ版とは違うと噂される結末と、大幅に増やされた新カットが期待される、新約=劇場版の最終章がこの『機動戦士ZガンダムIII ?星の鼓動は愛?』だ。

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力道山 - 前田有一

橋本真也、最後のファイトに号泣(60点)

 プロレスラー力道山は、戦後の日本人にとってヒーローだった。彼は、アメリカ人レスラーを小さな体でなぎ倒し、街頭テレビで応援する日本人の観客に敗戦気分を忘れさせてくれた。彼が設立した団体、日本プロレスは、やがてアントニオ猪木の新日本プロレスとジャイアント馬場の全日本プロレスに分かれ、今もその戦いのDNAは受け継がれている。

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ドラえもん のび太の恐竜2006 - 前田有一

新キャストたちによるドラえもん、新規出発(55点)

 声優、スタッフが一新され、ほぼ1年。そろそろ視聴者にも「新ドラえもん」が浸透してきただろうということで、いよいよ映画版の登場である。選ばれたのは記念すべき劇場用第1作のリメイク。新キャスト、スタッフに「ここから再び伝説を作るのだ」と気合を入れてもらうためにも、良い選択だったのではないかと思う。オリジナルは80年の作品だから、そろそろリメイクしてもバチはあたるまい。

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シリアナ - 前田有一

社会派映画ではなく歴史映画(60点)

 冷戦終了後、最大の敵国を失ったアメリカの中央情報局(CIA)は、自らのアイデンティティーをも失いつつあった。衛星等からのシギント(電子情報)に頼り、ヒューミント(人的情報)を軽視、同時に中央政府との駆け引きのうまい官僚的な人間たちに牛耳られていったこの諜報機関は、9.11米国本土テロを許すほどに、没落していったのだという。

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ナルニア国物語 第1章:ライオンと魔女 - 前田有一

子供に見せるには最高の映画だが……(45点)

 『ロード・オブ・ザ・リング』がとてつもない大商いを記録したので、伝統的なファンタジージャンルは大きく見直されるようになった。そして、その原作『指輪物語』とあわせ「3大ファンタジー」などと称される『ナルニア国ものがたり』『ゲド戦記』も、相次いで映画化されることになった。とくにこの『ナルニア国物語』は、ディズニーによって『ロード・オブ・ザ・リング』と同じく実写で映画化されることになり(すでにシリーズ化も視野)、大きな期待を寄せられている。

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