ハード キャンディ - 前田有一

ナンパ経験者の男性に観てほしい(70点)

 『ハード キャンディ』は、全世界の男性にとって猛烈に恐ろしい映画だ。低予算で作られてはいるが、安っぽさは微塵も感じさせず、その面白さは100億円クラスの超大作をはるかに上回る。とくに、合コンやら出会い系やらで、女の子と遊んだ経験のある男性ならば、グイグイと引き込まれてしまうに違いない。

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太陽 - 前田有一

正確に描くことができないなら、手を出してほしくないテーマ(30点)

 ロシアを代表する映画作家アレクサンドル・ソクーロフが、イッセー尾形主演で昭和天皇についての映画を作ったというニュースは、映画ファンの間で知られていたが、天皇というデリケートな問題を外国人、それもロシア人の手で描くという事で、果たして日本国内で公開されるのかどうか、疑問視されていた。その問題作がこの『太陽』、ソクーロフ監督が、ヒトラー、レーニンに続いて「歴史上の重要人物」を描いたシリーズの第三弾だ。

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森のリトル・ギャング - 前田有一

普通に面白い子供アニメ(60点)

 最大手ディズニーのライバル、ドリームワークス製作による、アメリカ製フルCGアニメーション映画。『シュレック』シリーズで知られるドリームワークスのアニメは、『シャーク・テイル』『マダガスカル』など、動物を主人公にしたものが多いが、本作もその例に漏れず、動物を擬人化した作品だ。

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ゲド戦記 - 前田有一

これまでのジブリの短所を引き継ぎ、かつ長所を捨てた(35点)

 『ゲド戦記』は、『指輪物語』『ナルニア国ものがたり』に並ぶ、世界三大ファンタジーの一つとされる。原作者がかたくなに映像化を拒みつづけ、かつては、あの宮崎駿でさえ断られたというこの作品を、息子の宮崎吾朗は自身の初監督作に選んだ。アニメーション制作は、もちろんスタジオジブリ。興収100億円を狙う、2006年夏シーズンの大本命の登場だ。

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パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト - 前田有一

これを楽しめるかどうかは、前作をどう思っているか次第(55点)

 前作『パイレーツ・オブ・カリビアン 呪われた海賊たち』は、続編でもリメイクでもない、オリジナルの新作映画としては、驚くべき大ヒットを記録した。登場した週に、まだ3週目だった『踊る大捜査線2』をランキング首位から引き摺り下ろし、映画関係者を驚愕させた事件も記憶に新しい。

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ハチミツとクローバー - 前田有一

一般人ウケを捨て、ファン向けに特化した潔さ(70点)

 今年の夏映画は、アニメーション作品や漫画が原作の映画が目立つが、この『ハチクロ』も、羽海野チカ作の少女漫画の実写化。美術大学を舞台に、等身大の若者たちを描く群像劇で、『NANA』と並び話題に上ることが多い人気作だ。

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日本沈没 - 前田有一

物語、恋愛ともども、低年齢向けアニメ並のリアリティ(40点)

 中ロ両国をにらむように位置する、強力な西側軍事勢力=日本列島の事を、不沈空母、などとどこかの国の人は呼んだが、その日本列島が文字通り沈んだら、いったい世界はどうなるのか。そして、ここにすむ一億数千万人の国民は、どんな運命をたどるのか。

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幸せのポートレート - 前田有一

本物の感動ドラマ、変人はいかにして変人になるのか(85点)

 『幸せのポートレート』は、素晴らしい映画なのだが、何気なく見るとその良さがわかりにくい。しかし私は、この作品を見て号泣するほど感動したし、同時にこれに感動する心が残っていて本当によかったと思った。汚れたこの心にも、まだ一寸のピュアな部分があったというわけだ。

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ラブ★コン - 前田有一

世界に通用する素晴らしい出来栄えのラブコメ(85点)

 映画『NANA』が見事にヒットを飛ばしたおかげで、同じく少女漫画の映画化である『ハチミツとクローバー』やこの『ラブ★コン』も大いに期待されている。各原作の愛読者でもある私が、この3作品を見て共通すると感じるのは、どれも非常にうまく映画化できているということだ。

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ディセント - 前田有一

閉所恐怖症の方は見られない(65点)

 『ディセント』は、ヨーロッパでたいへんな評判を呼んだイギリスのホラー映画だ。洞窟という、予算不足を補いつつも、観客の興味を引くに十分な舞台設定、女ばかり6人が出演という華やかさもホラーらしくて大変よろしい、身が凍る思いを存分に味わえる娯楽映画である。

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アルティメット - 前田有一

とても高度なことをやっているが、見せ方が悪い(55点)

 最近のお客さんは目が肥えてるから、月並みなアクション映画では満足しない。そこでハリウッドはたくさんお金をかけて、CGやワイヤーワークを使った華麗な画面作りに没頭し、タイの俳優トニー・ジャーはそうした上げ底なしの、リアル肉体アクションにこだわる。

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時をかける少女 - 前田有一

現代を舞台にしているのにどこか懐かしい、優れた映画作品(70点)

 この映画に声の出演をしている谷村美月は、悪名高いあの「海賊版撲滅キャンペーン」のCMで、黒い涙を流すかわいい子だが、本作の試写会では、偶然私の横の方の席に座っていた。ご本人を横にして、あのドクロのCMを見るのは妙な気分であったが、本編では彼女、立派な演技を見せていた。

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あんにょん・サヨナラ - 前田有一

誤った歴史認識はどちらなのだろうか?(60点)

 テポドンをはじめとするミサイル数発が北朝鮮から発射され、いま、東アジアの緊張は極度に高まっている。日本と朝鮮半島が抱える諸問題を中心に扱うドキュメンタリーとして、偶然にも、そんなタイミングで公開される映画が『あんにょん・サヨナラ』。日韓の市民が、共同で作り上げた作品だ。

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ゆれる - 前田有一

男同士の兄弟の内面を鋭くえぐる、スリリングなドラマ(80点)

 映画業界にとって、一番の稼ぎ時である夏休みシーズン。内外の大作が居並ぶ中で、地味なドラマ映画ながら、屈指の傑作なのが『ゆれる』だ。まるで、ぽつんと紛れ込んだようなこの作品は、とくに派手な大作映画を敬遠するタイプの方には、真っ先に見てほしい一本だ。

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バタリアン4 - 前田有一

笑いと楽しさ満載の、なつかしゾンビホラー(60点)

 『バタリアン4』なんていわれても、3作目からはもう13年も経っている。すっかり忘れていたところに、突然のシリーズ復活である。おまけに5もほぼ同時に作られ、あちらではすでに公開、大好評という。はてさて、これはどうした事だろうと思い、見に行ったところ、これがなかなか面白い。

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