サムサッカー - 前田有一

多くの日本人には響きにくいのではないか(50点)

 タイトルのサムサッカーとは、親指しゃぶりの癖(thumb sucking)からきている。この映画の主人公は、まさにその癖をやめられない17歳。本作は、彼の成長と苦悩を、等身大のエピソード満載で描く青春映画だ。

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記憶の棘 - 前田有一

鑑賞後、真相をああだこうだ推理する楽しみはあるが(40点)

 ニコール・キッドマンという女優は、脚本の選び方、すなわち次に自分がどの映画に出れば良いのか、の判断基準がしっかりとしている。トップスターの割に彼女の出演作は、予算規模の大きな作品ばかりではないのだが、どれもほぼ例外なく脚本が優れた、あるいは個性的な作品となっている。

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フラガール - 前田有一

お涙頂戴がくどすぎ(60点)

 福島県いわき市に、かつて常磐ハワイアンセンターと呼ばれた温泉リゾート施設があった。現在でも、スパリゾート・ハワイアンズとしてリニューアルし、全国のこの種の施設が軒並み苦戦する中、活況を呈している。

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イルマーレ - 前田有一

メインアイデアに溺れているが、韓国版よりは上(55点)

 ネタ不足のハリウッドは、世界中の映画作品から新アイデアを求めているが、活況の韓国映画界もその有力な対象のひとつ。このファンタジックなラブストーリー『イルマーレ』も、2001年の同名韓国映画のリメイクだ。しかも、「リメイクはオリジナルより劣る」という鉄則を、見事に覆した珍しいパターンだ。

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出口のない海 - 前田有一

古いタイプの反戦映画(40点)

 『出口のない海』は、これまで何度か映画で扱われている、人間魚雷「回天」をテーマにした反戦映画。

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シュガー&スパイス 風味絶佳 - 前田有一

中高生向きの希少なデートムービー(30点)

 柳楽優弥といえば、「誰も知らない」でカンヌ映画祭の最優秀主演男優賞を史上最年少で受賞、一躍スターとなった映画俳優。いまや高校生となった彼の最新作は、キスシーンもあるラブストーリー。山田詠美の短編小説『風味絶佳』の映画化だ。

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ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT - 前田有一

いかにもアメリカ人が作った、いいかげんなニッポン描写が楽しい(65点)

 『ワイルド・スピード』シリーズは、一言でいえばハリウッド製ヤンキー映画。毎回どこぞの街を舞台に、チョイワルな若者たちが改造車の公道レースに命をかける。シリーズのどれを見ても、ピカピカのカラフルなレースカーが爆音をあげる、迫力満点のチェイスシーンが見所になっている。クルマ好きのカップル向き娯楽映画だ。

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ファイナル・デッドコースター - 前田有一

ハダカの女子高生が丸焼けになるのを爆笑して楽しむ、とにかく悪趣味な映画(60点)

 『ファイナル・デスティネーション』(2000)、『デッドコースター』(2003)に続くシリーズ第3弾。このショックホラーシリーズは、まったくもってシャレにならない危険な映画であり、心臓を患っている方や妊婦の方は、絶対に見てはいけない。特に第2弾の『デッドコースター』は最悪だ。歩いていて後ろから突然意地の悪い友人に「わっ!」と驚かせられるような、寿命の縮むショックシーンが連発。数々の事故シーンは最新鋭のCG技術を駆使した超リアル志向で、経験者はトラウマ確実だ。

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靴に恋する人魚 - 前田有一

CGを駆使して作り上げたおとぎ話的世界観が面白い(55点)

 ビビアン・スーといえば、テレビ番組「ウッチャンナンチャンのウリナリ!!」の企画バンドとして90年代後半に活躍した「ブラックビスケッツ」のメンバーとしての姿が記憶に新しい。当時、バラエティ番組での的確なボケや、台湾人の女の子特有の幼い顔立ちが、お茶の間で人気を博した。

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バックダンサーズ! - 前田有一

話は子供っぽいが、ダンスシーンは鮮やか(45点)

 『バックダンサーズ!』は、ダンスを踊ることや見ることが好きな、主に10代から20代前半くらいの若者向きの、気軽な青春ドラマだ。元SPEEDのhiro、平山あや、ソニン、サエコの4人が演じるダンスユニットの努力と友情を、ライブ感あふれる映像で描く。

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X-MEN:ファイナルディシジョン - 前田有一

デパ地下を楽しむがごとく、キャラの魅力をつまみ食い(85点)

 アメコミ映画といえば、『スーパーマン』の最新作がかなりの出来栄えで好評公開中だが、この『X-MEN』シリーズも華やかさの面では負けていない。いや、一人一人がスーパーマンに匹敵するくらい奇抜な能力を持つキャラクターの群像劇である本作は、派手さの点ではアメコミ映画の頂点に位置するといってもよい。そんな『X-MEN』の最終第3章、あまりに切なく、そしてドラマティックな『ファイナルディシジョン』がいよいよ公開となる。

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40歳の童貞男 - 前田有一

下ネタで笑いまくろう(70点)

 近年、比較的高年齢な男性の童貞率が話題になっている。週刊誌などで見たところによると、40歳の約10%が童貞なのだそうだ。カトリックのような厳しい戒律がある宗教とはほとんど縁のない日本では、とくに童貞という事実は重荷となって男性の背中にのしかかる。そこで公開されるのが『40歳の童貞男』。秀逸な邦題が話題の、アメリカ製コメディ映画だ。

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日本以外全部沈没 - 前田有一

タイトルと宣伝で客がくればよし、というだけの作品(10点)

 小松左京の大ベストセラー『日本沈没』には、筒井康隆による有名なパロディ短編『日本以外全部沈没』がある。これは、その実写映画化。

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グエムル-漢江(ハンガン)の怪物- - 前田有一

韓国らしい、すこぶる面白い怪獣映画(60点)

 この映画には、久々に腹が痛くなるほど笑った。「ほえる犬は噛まない」「殺人の追憶」といった佳作で知られるポン・ジュノ監督による韓国製怪獣映画『グエムル -漢江の怪物-』のことだ。

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マイアミ・バイス - 前田有一

マイアミ・バイス風味ではあるが、マイアミ・バイスとはちょっと違う(40点)

 30代以上の方にとって『特捜刑事マイアミ・バイス』は、海外ドラマの中でも抜群の知名度を誇るに違いない。80年代に地上波で夜のいい時間帯に放映されていたから、夢中になった人も多かろう。本作はそのリバイバル映画化となる。

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