裏卓球界ナンバーワンを決めるピンポンデスマッチ(60点)
ハリウッド史上初?の卓球エンタテイメント『燃えよ!ピンポン』を見ると、いまのアメリカ映画界の変態っぷりがよくわかる。
裏卓球界ナンバーワンを決めるピンポンデスマッチ(60点)
ハリウッド史上初?の卓球エンタテイメント『燃えよ!ピンポン』を見ると、いまのアメリカ映画界の変態っぷりがよくわかる。
伊坂幸太郎の魅力全開! だそうだ(60点)
いまや映画界で大人気の作家・伊坂幸太郎の連作短編集『死神の精度』が、ついに実写化された。映画化を何度も断り続けた伊坂氏が、金城武主演ならと承諾したとのこと。結果、"Sweet Rain"というイカす題名がついた、見事な珍作に仕上がった。
安良城紅が、音楽に発情する女子高生を好演(55点)
『ブラブラバンバン』は、(俳優でなく)歌手の安良城紅(あらしろべに)を主演に起用したことで、異様な迫力を持つ音楽映画になった。
アカデミー賞最多4部門を受賞した、コーエン兄弟最新作(70点)
最多4部門を受賞し、今年のアカデミー賞最大の話題作となった『ノーカントリー』は、噂どおりの味わい深い一品であった。
本家ディズニーがセルフパロディ(85点)
『魔法にかけられて』は、ディズニー映画やTDR大好きなアナタがみたら、ショックで椅子から転げ落ちるか、腹を抱えて大笑いするかのどちらかという大問題作だ。
タイトルの意味が明らかになるとき、観客は大きなショックを受ける(65点)
こちらを不安にさせる不協和な音楽に、のっけから異様な緊迫感。何かとんでもない事がおきると予感させるドラマだ。最大の特徴は、誰もが予想だにせぬ凄まじい結末で、主演の小池栄子にとってはこの場面、間違いなく過去最高の演技と評される事になるはずだ。
『アメリ』のオドレイ・トトゥが憎ったらしい小悪魔に(70点)
『ダ・ヴィンチ・コード』のようなトンデモ映画もたまにはあるが、『アメリ』『愛してる、愛してない…』『堕天使のパスポート』と、人気女優オドレイ・トトゥが選ぶ作品はどれも優れたものばかり。主演最新作『プライスレス 素敵な恋の見つけ方』も、フランス映画らしい小粋なラブコメで、私は大いに満足した。
浮気相手と夫のガチンコ対決サスペンス(65点)
傑作戯曲の2度目の映画化である本作は、現代的な舞台設定と多少の結末変更があるため、72年版を見た人も大いに楽しめる。むろん、未見の人ならなおさら面白いサスペンスドラマだ。
瞬間移動で、お金も女の子もゲットしまくり(60点)
望むところへどこへでも行ける瞬間移動=テレポーテーションの能力があったらどんなにいいか。『ジャンパー』の主人公は、そんな私たちの(ちょっとイケナイ)妄想を、次々とやってのける。
待望のクロサギ映画版は、まるで子供向けアニメの映画版(30点)
夏原武&黒丸による同名人気漫画を原作としたテレビドラマ『クロサギ』は、詐欺師が詐欺師を騙す斬新な設定が人気を呼び、06年のTBSドラマとしては平均視聴率トップを記録した。終了後もファンから続編が待ち望まれ、その期待を受けての映画化となる。
凝った構成と完璧な脚本の政治サスペンス(95点)
冒頭、いきなりアメリカ大統領がスペインの大群衆の前で狙撃される。ほぼ同時に大爆発も起こり、集まった人々はパニックに。全力ダッシュで始まり、ペースを落とすことなくそのまま90分間駆け抜ける、大興奮サスペンスアクションの登場だ。
友人の違法な人工妊娠中絶につきあう女子大生の一日(60点)
ルームメイトの中絶手術を手助けする女子大生の、長い一日を描いた『4ヶ月、3週と2日』は、ルーマニア映画として初めてカンヌ映画祭の最高賞パルムドールを受賞した。
小島可奈子がすべてを脱ぎ捨ててみせる(55点)
脱ぐか否かのボーダーラインにいる女優さん(および関係者)にとって、どうせ裸を見せるなら文芸作品で……、と考えるのはごく当然のこと。見る側にとっては、映画のジャンルなんてどうでも良いのだが、オンナノコには納得できる理由を与えてやるのが大人の優しさというものである。