21歳上の女性と恋する15歳(40点)
19歳の三浦皇成騎手との熱愛スクープを抜かれたほしのあきは、先日『トランスフォーマー/リベンジ』のワールドプレミアに出ていたが、むしろコチラの宣伝に協力したらよかった。
21歳上の女性と恋する15歳(40点)
19歳の三浦皇成騎手との熱愛スクープを抜かれたほしのあきは、先日『トランスフォーマー/リベンジ』のワールドプレミアに出ていたが、むしろコチラの宣伝に協力したらよかった。
苦労したことはわかるが、そればかり前面に出すのはどうか(60点)
日本地図最後の空白地を埋めるため、命がけの挑戦をした男たちの実話ドラマ。『劔岳 点の記』は、かように魅力的な題材であるが、初監督作品特有の限界が見える、惜しい一品であった。
ダンボールでお城を作ってしまうとは(55点)
古波津陽(こはつよう)監督が、わずか300万円で作った本作のオリジナルは、意外なことにアメリカ(サンフェルナンドバレー国際映画祭)で高く評価された。そこで、もっとお金をかければよくなるはず、と考えた日本のプロデューサーの尽力により、このたび製作費3億円でリメイクされることになった。まさに、映画界のわらしべ長者である。
シュワちゃん登場シーンの盛り上がりがすごい(70点)
2作目の公開後、制作会社の倒産による権利関係のトラブルがようやく沈静化し、待望の新章の幕開けとなった「ターミネーター」。シュワちゃん大活躍のT3や、女子高生ターミネーターが登場するテレビ版に続き、製作費190億円超の超大作として、いよいよこの映画版4作目が公開となる。(ここから先は脳内にテーマ曲を流しつつお楽しみください)
プロレス版ロッキー(75点)
世界中で54もの映画賞をかき集めたこの話題作は、しかし当初はわずか4館スタート(米国)の小品であった。なぜそんなことになったかといえば、監督のダーレン・アロノフスキーがわがままを言ったからである。
ロマンチック戦争ムービー(60点)
『真夏のオリオン』は、戦後ニッポンらしく反戦イデオロギーの人ばかり出てくるが、なかなか力の入った潜水艦ムービーである。
精神病をテーマにしたドキュメンタリー(60点)
いきなり、超ブルーな女性のカウンセリングの場面から始まる。見た瞬間、こりゃヤバイ、放っておくと死ぬぞと思わせるような顔つきをしている。聞くと、昨日オーバードーズ(致死量を超えるような薬の大量摂取)したばかりという。なるほど、これが実際死の淵まで行ってきたばかりの顔か、と観客は納得する。
アニメによるドキュメンタリー・エンタテイメント(95点)
アニメーションでドキュメンタリーをつくり劇場公開するなんて、ずいぶんと思い切った企画だ。そうした珍しいアイデアで出資者を説得するには、相当なクォリティの高さが必要になるはず。少なくとも、巷にはびこる原作人気頼りの安直映画とは、まったく違ったものになるだろう。そう読んだ私は真っ先に試写に出向いたが、案の定、まぎれもない力作、傑作であった。
◆NHK発、愛国経済ドラマ(70点)
最近NHKは、看板番組NHKスペシャル「JAPANデビュー」において、内容が反日偏向しているとの批判にさらされている。視聴者からの苦情が、なんと数千件も寄せられているそうだ。インタビューされた台湾人が、「話の主旨を正反対に捻じ曲げられる編集をされた」と怒っているのだから、制作者としても逃げ場がない。放送局設立以来のピンチである。
オジサン向け冒険映画(60点)
いかにもオトコが考えたような初恋の人キャラクターを演じる清水美沙が、妙にエロかわいい本作。演じる本人も、監督も、「リアリティより観客受け」をよく理解している事もあり、えらく魅力的なヒロインとなった。ただし、女性にとってどう見えるかは不明だが。
とびきりの美女に囲まれるヒーロー(35点)
© 2008 SPIRIT FILMS, LLC. All Rights Reserved. THE SPIRIT trademark is owned by Will Eisner Studios, Inc. and registered in the U.S. Patent and Trademark Office.
ロバート・ロドリゲスと共同監督した『シン・シティ』(2005)で、スタイリッシュな映像が好評価を得たフランク・ミラーは、初の単独監督作品であるこの『ザ・スピリット』でも、同様の絵作りを踏襲。彩度を落とした画面に印象的なパートカラーを配置する、独特の映像美は健在だ。
ただし出演者に興味を持っただけの人にはまったくすすめない(60点)
先日書き下ろし新作「1Q84」が発売されたばかりの村上春樹。その代表作「ノルウェイの森」の待望の映画化企画が進行中だが、松山ケンイチ、菊地凛子といったキャストに加え、監督に決定したのがトラン・アン・ユン。ベトナム出身、フランスで活躍中の監督だが、その最新作が『アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン』。木村拓哉、イ・ビョンホン、ジョシュ・ハートネット……日米韓のハンサム俳優勢ぞろいの話題作だ。
ジェシカ・アルバ目当ての方は要注意(20点)
『幸せのセラピー』は、久々にだまされた感をたっぷり味わえた、爽快なる一品であった。
数ある映画版の中でも屈指の傑作(85点)
© 2008 Paramount Pictures. Star Trek and Related Marks and Logos are Trademarks of CBS Studio Inc. All Rights Reserved.
オバマ大統領の登場を機に、ハリウッド映画はネクラからネアカへと変化している。米国民のニーズがそうなっている、あるいは業界がそうした流行を作ろうとしているため、明るい企画が通りやすくなっているわけだが、中でも『スター・トレック』最新作はその典型例というべきエンタテイメント作品だ。
チョン・ジヒョンのセーラー服姿に1800円を払う価値を見出せるか(20点)
本作のオリジナルとなったアニメーション作品『BLOOD THE LAST VAMPIRE』(2000年、日本)は、クエンティン・タランティーノ監督大のお気に入り。『キル・ビル』(03年)のアニメ部分を作ってもらおうと、製作会社のProduction I.Gに直接出向いたエピソードは映画ファンの間では有名だ。