◆よりにもよって、こんなトコからやりなおすの?!(60点)
学校の子供たちが、成長後に開けるいわゆるタイムカプセル。連中が入れるものといったら、ガラクタだのよげんの書だの、たいていろくでもない物と相場が決まっているが、『ノウイング』に出てくる少女が入れたものは格別だ。なんと将来起きる災害・大事故の類を網羅した、ノストラダムスもびっくりの暗号表だったのだ。
◆よりにもよって、こんなトコからやりなおすの?!(60点)
学校の子供たちが、成長後に開けるいわゆるタイムカプセル。連中が入れるものといったら、ガラクタだのよげんの書だの、たいていろくでもない物と相場が決まっているが、『ノウイング』に出てくる少女が入れたものは格別だ。なんと将来起きる災害・大事故の類を網羅した、ノストラダムスもびっくりの暗号表だったのだ。
オレはもうだめだ、と思ったらこれを見よう(85点)
今のように景気の悪いときは、映画は比較的安価な娯楽として重宝される。そしてこういう時代において、『サンシャイン・クリーニング』のようなルーザームービー、いわゆる弱者応援歌のような作品は、多くの人々を励ます貴重な存在となるだろう。
みるなら3D以外にない(50点)
日本でも先日オープンした「IMAX デジタルシアター」のような巨大スクリーンで、立体映画版を見る。そうした楽しみ方でないと、『モンスターVSエイリアン』を十分に堪能することは不可能だ。
お好きな人だけどうぞ(30点)
日テレにとっては社運をかけたであろう『ごくせん THE MOVIE』は、積極的な宣伝の甲斐あって、それなりの興行成績を残しそうな勢いだ。
天国で原作者が泣いている(20点)
今年の夏は、邦画の話題作がたくさん登場する。『アマルフィ』や『ごくせん THE MOVIE』『蟹工船』等々、とても華やかだ。
監督の人選ミス(20点)
小林多喜二によるプロレタリア文学の傑作『蟹工船』は、最近ブームとなり本作制作のきっかけとなった。年越し派遣村がニュースになったとおり、単純労働者のあまりの待遇の過酷さから、この原作に共感する若者が多いのだという。
アナソフィア・ロブの可愛さは地球最高レベル(70点)
ゲームの『アステロイド』が映画化決定したり、ドリームワークスのアニメ『モンスターVSエイリアン』がお化けヒットしたりと、最近はUFOネタが流行中。この『ウィッチマウンテン/地図から消された山』もそのひとつで、ロズウェル事件で有名な「エリア51」に並ぶ怪しいスポット、という触れ込みの「ウィッチマウンテン」を舞台に冒険が繰り広げられる。
ファンのトラウマを晴らす感動のラスト(85点)
この記事を待っている方も多いようなので結論から先に言うと、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』はファン必見の出来栄え、文句なしの傑作と言える。
前作で見せたキレがない(30点)
脚本勝負で成功した前作『The FEAST/ザ・フィースト』(05年)を受け、さてこの続編はどうくるかと期待してみたが、どうもコンセプトのはっきりしない、平凡なできばえであった。
女優、長澤まさみの新境地……?(30点)
この映画の原作『群青』は、宮木あや子による恋愛小説。だが、R-18文学賞受賞作家の小説といえど、長澤まさみが主演すれば、立派な清純派ドラマになる。
西川美和監督のおそるべき手腕(85点)
かつてダコタ・ファニングがスーパー子役として鳴らしていたころ、私は彼女の中には40代のベテラン女優が入ってるに違いないと思っていた。あの演技力とインタビューの受け答えの妙は、そう考えないと説明がつかない。
意外な掘り出し物ホラー(80点)
この2作品は、それぞれ独立したものと見ることもできるが、それぞれが60分間と短く、同時上映されるという事情から、ひとつの記事にまとめて紹介したい。
井村空美がすべてを見せる官能演技(65点)
おっぱい先生の綾瀬はるか、セミヌード公開決定の磯山さやか、入浴ドロンジョ深田恭子と、ホリプロの快進撃(H方面)が止まらない。
マイケル・ベイらしさ全開のすてきなトンデモ映画(90点)
© 2009 Dreamworks LLC. and Paramount Pictures. All rights reserved. Photo Credit: Industrial Light & Magic
『トランスフォーマー/リベンジ』は、いかにもマイケル・ベイ監督らしい、華やかで楽しくて、かつゴーマンな超大作であった。
80代の老人が強盗に転職(55点)
ハンガリー映画の小品『人生に乾杯!』は、彼らの国で高齢者が抱える問題をチクリと風刺する作品だが、奇しくも我々日本人にとっても共感できる内容になっている。