地球でいちばん幸せな場所 - 佐々木貴之

◆かりそめのベトナム観光を疑似体験できる(80点)

 10歳の少女トゥイ(ファム・テイ・ハン)は両親を亡くして以来、叔父が経営するすだれ製造工場で働きながら暮らしている。だが、仕事のミスで叔父にキレられることに嫌気がさし、家出する。辿り着いたホーチミンの街で、知り合ったフーティウ店の少年の紹介でバラの花束売りの仕事をすることになったトゥイは、誰も知らない人たちばかりのこの街で客室乗務員のラン(カット・リー)と、動物園の飼育係担当の青年ハイ(レー・テー・ルー)に出会う。トゥイは、三人で暮らすことを願って二人を引き合わせるのだが……。

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ホット・ファズ -俺たちスーパーポリスメン!- - 佐々木貴之

◆テンポもかなり良くて全体的にノリの良い仕上がり(80点)

 エドガー・ライト監督が、サイモン・ペッグとタッグを組んでヒットさせたゾンビ系ホラーのパロディ作品『ショーン・オブ・ザ・デッド』は、日本未公開のビデオ・DVDスルーだった。ポリスアクションのパロディ作品である本作も、世界中でヒットしたものの日本では劇場公開どころかビデオ・DVD化も未定であったため、これに危機感を抱いたファンによるネット上での署名運動によって、ようやく劇場公開が実現となった。ちなみに、私もこの署名運動に参加した一人だ。

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マーキュリーマン - 佐々木貴之

◆スカッとした最高に良い気分にさせてくれる(80点)

 タイ製アクション映画と言えば、生身の体を張った格等系のイメージが強いが、本作はアメリカンコミックが原作のハリウッド製SFヒーローアクションを意識した作品だ。

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白い馬 - 佐々木貴之

◆少年と馬による夢のような友情ストーリー(100点)

 少年とロバの冒険を描いた劇場用映画『小さなロバ、ビム』(49、日本未公開)でデビューした今は亡きアルベール・ラモリスの監督第二弾作品である本作は、再び少年と動物をメインキャラクターにした物語である。1953年にカンヌ国際映画祭の短編作品賞をはじめ、ジャン・ヴィゴ賞等の数多くの賞を受賞した。日本ではビデオがリリースされたが、既に廃盤となっており、DVDもリリースされていないため“絶滅危惧映像”となっていた。だが、2007年にラモリス監督が本作の四年後に完成させた『赤い風船』(56年度カンヌ国際映画祭短編作品賞受賞)とともにカンヌ国際映画祭に再び出品され、称賛されたことから2008年に両作品のリヴァイバル上映が決定し、二つの名作がスクリーンに甦ることができたのである。しかもデジタルリマスター版として映像が一新されたというオマケ付でのことだ。

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REC/レック - スタッフ古庄

◆注:体調が万全なときにご観ください0(75点)

 「ブレアヴィッチ・プロジェクト」「クローバー・フィールド」同様の撮影法で作られた作品。こちらはスペイン映画です♪

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マンデラの名もなき看守 - 佐々木貴之

◆伝記的社会派人間ドラマ(70点)

 既に政界を引退しているネルソン・マンデラ元南アフリカ共和国大統領が、初めて映画化を許可した自身の伝記的社会派人間ドラマ。

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赤い風船 - 佐々木貴之

◆鮮やかな美しさで綴られた映像詩(100点)

 40分の短編作品『白い馬』(52)で世界的に注目を集めたアルベール・ラモリス監督の第二作目で、こちらも36分の短編作品。カンヌ国際映画祭の短編作品賞をはじめ、様々な映画賞を獲得した世界的にも名声が高い最高の名作である。そんな本作がデジタルリマスターによってより鮮明な映像へとパワーアップし、2007年に『白い馬』(53年度短編作品賞受賞)とともに再びカンヌ国際映画祭に出品された(監督週間出品として)。同じ作品が二度に渡って出品されるということは、この映画祭においても史上初の出来事だった。そして、2008年にデジタルリマスター化された両作品のリヴァイバル上映が決定し、再び名作が公のスクリーンに帰ってくることとなった。

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火垂るの墓 - 佐々木貴之

◆自然体のイメージで本作を表現(75点)

 野坂昭如の高名な原作が今から20年前にアニメ映画化され、多くの人々を涙させ、感動させた。その後、2005年には単発TVドラマ化され、そして今回は実写映画として三度目の映像化となった。

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いま ここにある風景 - 佐々木貴之

◆美しさに満ち溢れていて観る者を驚愕させる(75点)

 有名なカナダ人の写真家エドワード・バーティンスキーが中国を訪れ、産業発展がこの国にもたらせた巨大な影響を写真に捉える姿を記録した環境問題ドキュメンタリー。

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JUNO/ジュノ - 佐々木貴之

◆ほのかな温かさで描かれていて実に嬉しい気持ちにさせてくれる(85点)

 16歳の女子高生ジュノ(エレン・ペイジ)は、バンド仲間のポーリー(マイケル・セラ)と興味本位だけでやってしまった性行為によって予期せぬ妊娠をしてしまった。だが、彼女は中絶手段を諦め、生まれた子供をマーク(ジェイソン・ベイトマン)とヴァネッサ(ジェニファー・ガーナー)夫婦の養子にすることを決意する。

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ザ・マジックアワー - スタッフ古庄

◆"デラ富樫"最高!!(80点)

 「THE 有頂天ホテル」「笑いの大学」・・ごめんなさい(涙)三谷 幸喜 監督の映画であまり面白いと思ったことがありません。。

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花はどこへいった - 佐々木貴之

◆かつての敵を快く歓迎するという面をしっかりと描いている点が良い(95点)

 2003年春、フォトジャーナリストのグレッグ・デイビスは、肝臓ガンで死去した。妻の坂田雅子は、グレッグの友人から「ガンの原因は、ベトナム戦争に出征していた頃に浴びた枯葉剤では?」と指摘された。彼女は、亡くなった夫に対する追悼の意味を込め、枯葉剤に対する疑問を追究するべくベトナムへと赴いた。

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僕の彼女はサイボーグ - スタッフ古庄

◆ニワトリと卵どっちが先?? 論争まで勃発?(78点)

 「猟奇的な彼女」「僕の彼女を紹介します」のクァク・ジェヨン監督の最新作!今回も、強?い彼女と弱っちぃ頼りな?い男のおはなし♪韓国映画の王道でしょうか??

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魔法にかけられて - 佐々木貴之

◆アニメ世界独特の行動が現実世界で浮きまくる様子が笑いを誘い出す。(95点)

 おとぎアニメの世界アンダレーシアに住む心優しいプリンセスのジゼル(実写時=エイミー・アダムス)は、運命的に出会ったエドワード王子(実写時=ジェームス・マースデン)との結婚を直前にこれを極度に妬むナリッサ女王(実写時=スーザン・サランドン)によって現代のニューヨークへと飛ばされてしまう。生身の人間となったジゼルは、はじめての現実の世界に苦労するが、ある夜、バツイチの弁護士ロバート(パトリック・デンプシー)とその娘モーガン(レイチェル・カヴィ)に助けられる。

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ミスト - スタッフ古庄

◆2種の恐怖が混在っ!!(75点)

 「ショーシャンクの空に」「グリーンマイル」の原作者スティーヴン・キング&監督フランク・ダラボンによるコンビ作の3作目♪

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