SFとアクションの面白さが巧妙にマッチした本作。(点数 60点)
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マイケル(ショーン・ブロスナン)とキャリー(ビアンカ・ブリー)は出会うやすぐに惹かれあって友人カップル宅に宿泊。翌朝、街中が停電し、通信手段が一切使用不可能という異常事態が発生。
原因は、ドデカいUFOが上空で停滞していたためであった。
やがて、UFOの侵略が始まり、マイケルは前から宇宙人侵略に備えていたという元特殊作戦隊員の叔父ジョージ(ジャン=クロード・ヴァン・ダム)を訪ねるのであった。
主演はピアース・ブロスナンの息子ショーン・ブロスナンで、ジャン=クロード・ヴァン・ダムが実娘ビアンカ・ブリーと『ハード・ソルジャー 炎の奪還』に続いて2度目の共演。
ヴァン・ダムがご自慢の格闘アクションをしっかりと披露すれば、娘ビアンカもオヤジに負けまいと華麗なるアクションをやってのける。
さらに、ショーンも格闘センスを発揮した手強い敵を相手にハードなバトルに挑む。
ちなみに、ヴァン・ダムが戦う相手は観てのお楽しみだけど、これぞまさに父娘競演だ!
肝心のSFアクション描写も低予算とは思えないほどパンチの効いた出来栄え。
無数のUFOがビュンビュン飛び交えば、爆破シーンもドッカンドッカンと連発。
ハリウッドの大作SF作品に近い映像を高く評価したい。
SFとアクションの面白さが巧妙にマッチした本作。
ヴァン・ダムのファンは、決して多いとは言えない出演シーンの中でも際立つ格闘シーンに注目しよう!!
(佐々木貴之)