◆最初で最後の公式ドキュメンタリー映画(65点)
11月6日は、40歳の若さでガンのため急逝した伝説の映画俳優・松田優作の命日だ。本作は、彼の出演作の映像と、彼を知る映画関係者、共演者、さらに龍平と翔太の二人の息子のインタビューなどでつづる、最初で最後の公式ドキュメンタリー映画とされている。1949年生まれの松田優作は、TVドラマ「太陽にほえろ!」でスターの仲間入りを果たす。多くの名監督との仕事で秀作・話題作に出演しながら、映画のみのならずTVドラマや音楽活動、監督業でも才能を発揮した。熱い魂を持った一人の俳優の、演技への情熱を浮き彫りにする。