意外にも出来のいいオカルト・ホラーの佳作(70点)
© 2009 CASTELAO PRODUCTIONS, S.A.
続編にありがちな安易な設定ではなく、意表を突く恐怖を提供するホラー映画だ。物語の舞台は前作と同じ、バルセロナ、謎のウィルスが蔓延するアパートだ。惨劇の直後、ある特命を帯びたオーウェン博士と撮影要員、武装したSWAT、彼らを統率するチーフという面々が恐怖のアパートに突入する。完全隔離されたその場所で、もはや人間ではない生き物に変わったウィルス感染者からたびたび襲われながら、感染の深層部である最上階へと向かうが、そこで彼らは博士の正体と本当の目的、さらに信じられない光景を目にすることになる。
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◆CCDカメラによるサブ視点が取り入れられたことによって演出面がパワーアップ(75点)
スペイン製パニック・ホラー『REC/レック』(07)は世界各国でヒットし、アメリカでは『REC:レック/ザ・クアランティン』(08、日本未公開)としてリメイクされた。そして、待望の第二弾が作られた。監督は、前作同様にジャウマ・バラゲロとパコ・プラサとの共同。
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前作よりはるかに面白く、そして怖い(85点)
© 2009 CASTELAO PRODUCTIONS, S.A.
自分がみたままを映像にする、いわゆる主観撮影という技法が流行している。中でも『REC/レック』は本国スペインで記録的大ヒット、成功例といえるだろう。早々にハリウッドに買われたリメイク権は、誰も気づかぬままいつのまにかビデオスルー作品となっていたが、オリジナルの続編である『REC/レック2』は、無事日本でも劇場公開が決定した。
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