◆反体制パフォーマンスなのか信念なのか。ロックを超えて左翼的思想を固め、国家という巨大な敵にも一歩も引かない。膨大な映像資料と関係者へのインタビュー、そして名曲の数々がジョン・レノンの戦いの軌跡を饒舌に語る。(60点)
反体制を気取るパフォーマンスなのか考え抜かれた信念なのか。戦争反対のメッセージを歌に込め、米国政府に危険視されたジョン・レノン。斬新な音楽と過激な発言で注目を集めていた若者が、ひとりのアーティストと知り合い刺激されより過激になる。さらにロックを超えて左翼的思想を固め、国家という巨大な敵と伍しても一歩も引かない。彼の大いなる影響力は世論を動かし、やがて世界的なムーブメントとなる。膨大な映像資料と関係者へのインタビュー、そして名曲の数々がレノンの戦いの軌跡を饒舌に語る。