スノッブでアート嗜好のカンヌ映画祭をコケにする視点が英国らしい。(60点)
お久しぶりのMr.ビーンの大冒険は、ビデオ片手に仏のカンヌに行く旅だ。物語は、迷子の少年を道連れにしたおバカ満載のロード・ムービーである。感心するのはサイレント映画にも通じるローワン・アトキンソンの見事なパフォーマンス。セリフはなく表情と動きだけで笑わせる。自信過剰のおゲイジュツ監督役のデフォーや給仕役の名優ロシュフォールなど脇役も豪華だ。スノッブでアート嗜好のカンヌ映画祭をコケにする視点が英国らしい。
スノッブでアート嗜好のカンヌ映画祭をコケにする視点が英国らしい。(60点)
お久しぶりのMr.ビーンの大冒険は、ビデオ片手に仏のカンヌに行く旅だ。物語は、迷子の少年を道連れにしたおバカ満載のロード・ムービーである。感心するのはサイレント映画にも通じるローワン・アトキンソンの見事なパフォーマンス。セリフはなく表情と動きだけで笑わせる。自信過剰のおゲイジュツ監督役のデフォーや給仕役の名優ロシュフォールなど脇役も豪華だ。スノッブでアート嗜好のカンヌ映画祭をコケにする視点が英国らしい。
Mr.ビーンがフランスに行くとどうなるか(70点)
ローワン・アトキンソンの名キャラクター"Mr.ビーン"は、およそ10年ほど前、日本でもブームになった。寸足らずのツイードスーツに濃すぎる顔で、いつも問題をややこしく増幅させるマヌケな英国人の姿は、いまも記憶に新しい。……というより、忘れたくともインパクトがありすぎて無理か。