アメリカの1月公開に相応しいファンタジー・アドベンチャー作品(20点)
アメリカでは年明けになって公開される映画はほとんどといっていい程醜い。1月後半まではその傾向が続く。12月いっぱいまでは賞レースに参加させる為の良質な作品でごったがえすのだが、1月には年末に公開させるには醜過ぎる出来損ないの作品が揃う。あるファンタジー映画が今年になって早速公開されたのがだ、それもまた一言「つまらない」という言葉で言い表せるものであった。マイクロソフト社から発売されている中世ヨーロッパを舞台にしたコンピューターゲーム『ダンジョン・シージ』が基になっている『IN THE NAME OF THE KING: A DUNGEON SIEGE TALE』という映画である。