原爆の悲劇を始まりとなった場所で終わらせるという、ひたすら真夏の太陽の下を歩く僧侶たちの目的を知り、無償の支援をする人々の姿に、米国も市民レベルでは戦争にうんざりしている人々がたくさんいることを教えてくれる。(40点)
広島を焼き尽くした炎を絶やさず燃やし続ける平和への執念が米国人の琴線に触れ、原爆の悲劇を60年の年月を経て始まりとなった場所で終わらせる。ひたすら真夏の太陽の下を歩く僧侶たちの目的を知り、無償の支援やお布施をする人々の姿に、世界の警察として紛争地域に派兵する米国も市民レベルでは戦争にうんざりしている人々がたくさんいることを教えてくれる。願い、祈るだけでなく、行動することが共感を呼び、大きなうねりとなって政治すら動かす。純粋な善意が動機の行為は必ず賛同者が現れるのだ。