BABY BABY BABY! -ベイビィ ベイビィ ベイビィ- - 福本次郎

女性の社会進出で少子化が進んでいる、というアプローチで始まるこの作品、ヒロインは知的で高収入のグラビア誌副編集長。しかし、編集部内の描写がリアリティに乏しく、後に続く展開もただ妊娠をネタにはしゃいでいるだけ。(30点)

BABY BABY BABY! -ベイビィ ベイビィ ベイビィ-

© 2009「BABY BABY BABY!」製作委員会

 女性の社会進出と子育て環境の未整備が原因で少子化が進んでいる、などという大上段に構えたアプローチで始まるこの作品、ヒロインは例に漏れずグラビア雑誌の副編集長というおしゃれで知的で高収入の設定。しかし、編集部内の描写からまったくリアリティに乏しく、後に続く展開もただ登場人物が妊娠をネタにはしゃいでいるだけ。もちろん、時折、彼女らが抱える悩みや赤ちゃんを宿した喜びなども描かれるが、そこには生命に対する尊厳は微塵もない。妊娠・出産を楽しいものととらえようする意図は理解できるが、これでは実際の妊婦も共感できないだろう。出産経験ゼロの女優に妊婦役はやはり無理がある。

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BABY BABY BABY! -ベイビィ ベイビィ ベイビィ- - 渡まち子

未知なる妊婦ワールド(50点)

BABY BABY BABY! -ベイビィ ベイビィ ベイビィ-

© 2009「BABY BABY BABY!」製作委員会

 少子化の憂いも吹っ飛ばすこのコメディは、出産をひたすらポジティブにとらえてみじんも暗さがない。仕事が生きがいの陽子は昇進が決まった矢先に突然の妊娠が発覚。うろたえつつ病院を訪れると、そこは未知なる妊婦ワールドが広がっていた。医師と患者の絆をもう少し描いてほしかったが、満月の夜に産気づくという言い伝えどおりクライマックスはまさに出産バトルで大騒動の共同作業となる。子育て放棄や虐待、産科医不足と、現実ではやるせない話題ばかりだが、ここでは“まずは産もう”という気持ちがすべてのスタート地点。観月ありさと松下由樹の名コンビのかけあいも絶妙だ。幸せオーラと俗に言うが、のほほんとした気持ちこそが新しい命への何よりの栄養なのだろう。彼女たちの子育て奮闘記も見てみたい。

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