20世紀少年<最終章>ぼくらの旗 - 福本次郎

「ともだち」とはいったい誰なのか。マスクを脱ぐ途中、少年時代の彼がお面を外そうとする瞬間、カメラのアングルは変わり、素顔は終盤まで明かされない。それらのシーンは思わせぶりに何度も繰り返され、そのしつこさにはうんざり。(40点)

20世紀少年<最終章>ぼくらの旗

© )1999,2006 浦沢直樹 スタジオナッツ/小学館 © 2009 映画「20世紀少年」製作委員会

 「ともだち」とはいったい誰なのか。眼の中に人差し指を立てた手を図案化したマスクを脱ぐ途中、少年時代の彼がお面を外そうとする瞬間、カメラのアングルは変わり、素顔は終盤まで明かされない。それらのシーンは思わせぶりに何度も繰り返されるが、そのしつこさにはうんざり。「世界大統領」として君臨する「ともだち」の暴走を止めようとするレジスタンスグループの活躍を描くのかと思いきや、映画は「ともだち」の正体予想に終始する。未来の東京を鳥瞰する CGや細密に再現された60年代の町並みだけが見どころで、そこにはアクションの興奮や謎解きの楽しみはない。さらに無駄に長い上映時間が退屈という苦痛を強いる。

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20世紀少年<最終章>ぼくらの旗 - 小梶勝男

◆「ともだち」の正体を含め、ラストは伏線をすべて回収してよく出来ている。昭和へのノスタルジーが胸を打つ3部作の最終章(69点)

 3部作ものは第2部が一番面白いと、いつも思う。「マトリックス」、「ロード・オブ・ザ・リング」、「スター・ウォーズ」、どのシリーズも第2部が良かった。1部では物語の世界観を提示しなければならず、3部では物語を終結させなければならない。ある程度、説明的にならざるを得ない。だが2部だけは、すでに提示された世界観の中で、その世界観を総括することなく、自由に物語を展開させることが出来るからだろう。

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20世紀少年<最終章>ぼくらの旗 - 渡まち子

壮大なサーガをよくぞまとめた(65点)

20世紀少年<最終章>ぼくらの旗

© )1999,2006 浦沢直樹 スタジオナッツ/小学館 © 2009 映画「20世紀少年」製作委員会

 ついに完結の、本格科学冒険映画3部作の最終章だ。世界大統領にまで登りつめた“ともだち”が支配する、ともだち暦3年(2017年)。オッチョやカンナらは独裁と人類滅亡計画に立ち向かう。しんよげんの書の内容、“ともだち”の正体、行方不明だった“あの男”の帰還。運命の日8月20日を迎える中、カンナが計画した野外音楽フェスティバルが幕を開ける。

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20世紀少年<最終章>ぼくらの旗 - 前田有一

2009年の日本の政治状況と、恐ろしいほどリンクする(未採点)

20世紀少年<最終章>ぼくらの旗

© )1999,2006 浦沢直樹 スタジオナッツ/小学館 © 2009 映画「20世紀少年」製作委員会

 浦沢直樹のベストセラーコミックの実写映画版・三部作の完結編は、堤幸彦監督の意向で結末部分を非公開にして宣伝されることになった。マスコミ向けを含む試写会でもそれは同じ。最後の10分間の直前で本編は終了、仮のエンドロールが流れ、その後に残り10分間についての専用予告編が流れるなど、手の込んだ趣向となっている。

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