「報道写真家は職業ではなく、人生そのもの」。写真を学ぶ若者に向かって断言するジブ・コーレン。常にカメラを携帯し、事件が起きれば駆けつける。世の中で起きている真実を伝えるために命を賭ける男の熱い息吹が伝わってくる。(50点)
「報道写真家は職業ではなく、人生そのもの」。写真を学ぶ若者に向かって断言するジブ・コーレン。常にカメラを携帯し、事件が起きれば家族との憩いのひと時であってもスクーターで駆けつける。一番乗りを目指し、スクープを撮るためには他のあらゆるものを犠牲にしなければならない。決定的な瞬間にシャッターを押すチャンスは運の要素が強く、だからこそより長く現場にとどまることで、その機会を逃さないように努力する。また、あまり表に出ない被写体にはとことん喰らい付き、相手の信頼を得るまで通いつめる。いま世の中で何が起きているか、その真実を伝えるために命を賭ける男の熱い息吹が伝わってくる。