魍魎の匣 - 福本次郎

◆膨大な情報量を持つ原作のイメージを損なわずに映画化する苦心が映像からにじみ出ているが、一本の作品として鳥瞰すると物語が非常に分かりづらく、結局何について語られ、どんなストーリーなのか一貫した答えが得られない。(30点)

 凝りに凝った背景や小物、繰り返されるカットバック、非常に早い台詞回しなど、膨大な情報量を持つ原作のイメージを損なわずに映画化する苦心が映像からにじみ出ている。そしてその雰囲気は見事に表現できているのだが、一本の作品として鳥瞰すると物語が非常に分かりづらく、結局何について語られ、どんなストーリーなのか一貫した答えが得られない。原作を読んだ人にしか理解できないというのではなく、原作を読んでいても理解するのが困難。京極夏彦の世界観は描けていると思うのだが・・・。

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魍魎の匣 - 渡まち子

(60点)

 小説と映画は別物なので、大胆な換骨奪胎はよしとする。だが故・実相寺昭雄の後続が、品位に欠ける娯楽系監督原田眞人で良かったのか?との疑問が残った。少女連続失踪と謎のハコ事件に京極堂らが挑む物語は、複雑でまとまりがなく、集中力が必要。加えて、上海ロケは、美しいがどうにも日本に見えず苦笑を誘う。ところで、美人女優の黒木瞳は声としゃべり方がカマトトで個人的にいつもNG。題名の読みは“もうりょうのはこ”。

魍魎の匣 - 前田有一

京極夏彦ファン以外にすすめる理由はゼロ(30点)

 タイトルは「もうりょうのはこ」と読む。原作はオカルトとミステリを融合させた京極夏彦の、いわゆる京極堂シリーズの第2作だ。古書店主であり陰陽師の京極堂こと中禅寺秋彦が、怪しげな難事件を小気味良く解決する人気シリーズで、05年の『姑獲鳥の夏』(うぶめのなつ)に続き、2作目の映画化となる。

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