釣りキチ三平 - 福本次郎

人里に近い清流から山深い渓流まで、そこに魚がいると聞けば出かけて釣り糸を垂れる。自然の営みに逆らわず、魚を釣り、釣った魚を食べることに喜びを感じる主人公の少年の思考回路がうらやましい。これこそ人間らしい生き方だ。(50点)

釣りキチ三平

© 2009「釣りキチ三平」製作委員会

 人里に近い清流から山深い渓流まで、そこに魚がいると聞けば出かけて釣り糸を垂れる。そんな釣りの魔力に憑りつかれた老人と孫。都会での、成功や便利さと引き換えに他人との競争に勝たなければならない生活を送る孫の姉には、取り残された過去の遺物のように見える。しかし、物質的な豊かさに対して「幸せか」と問われたとき、彼女は言葉に窮してしまう。自然の営みに逆らわず、魚を釣り、釣った魚を食べることに無上の喜びを感じる主人公の少年の単純な思考回路がうらやましい。好きなことをして過ごす、これが人間らしい生き方ではないだろうか。

この映画の批評を読む »

釣りキチ三平 - 山口拓朗

◆好きなものに熱中することの尊さ(35点)

 天才的な釣りの腕をもつ少年・三平(須賀健太)に、ある日、アメリカでバス釣りのプロとして活躍する鮎川(塚本高史)が声をかけてきた。鮎川が伝説の「夜泣谷の巨大魚」の話をすると、三平はが然ソイツを釣る気になる。ところが間が悪いことに、三平を東京へ連れ帰ろうと三平の姉・愛子(香椎由宇)がやって来て……。

この映画の批評を読む »

釣りキチ三平 - 渡まち子

原作から抜け出たような須賀健太君のくったくのない笑顔(60点)

釣りキチ三平

© 2009「釣りキチ三平」製作委員会

 大人気コミックの映画化だが、オスカー監督・滝田洋二郎の作品としては軽いタッチの凡作。それでも家族愛や夢を追うことの大切さなど、スタンダードなテーマは見ていて安心感がある。13歳の天才釣り少年・三平は、伝説の“夜泣谷の巨大魚”を釣り上げようと決心する。都会が悪で田舎が善という単純な構図は納得できないし、CGを駆使した釣りのシーンはファンタジーに寄りすぎの気も。だが、釣りのテクニックやマナーを分かりやすく描くなど手堅い演出は評価できる。原作から抜け出たような須賀健太君のくったくのない笑顔のおかげで、さわやかな後味だ。緑いっぱいの映像も良い。

釣りキチ三平 - 前田有一

水面から下がCGアニメのハーフ実写化?!(30点)

釣りキチ三平

© 2009「釣りキチ三平」製作委員会

 傑作人間ドラマ『おくりびと』で、見事アカデミー賞外国語映画賞を受賞した滝田洋二郎監督の最新作は、なんと『釣りキチ三平』実写版であった。授賞式の日程と公開日の関係で偶然そうなったわけだが、こうなってくると滝田監督は運が良いんだか悪いんだかさっぱりわからない。

この映画の批評を読む »

【おすすめサイト】           

 

Error. Page cannot be displayed. Please contact your service provider for more details. (8)

404 Not Found

Not Found

The requested URL /get/index.php was not found on this server.

Additionally, a 404 Not Found error was encountered while trying to use an ErrorDocument to handle the request.