象の背中 - 福本次郎

◆肺ガンで余命半年と宣告されながら、タバコをやめない主人公。延命治療や手術を拒んだくせに、自分で病状をさらに悪化させる。こんなアホ男に感情移入できるわけもなく、映画はさらに安っぽいセンチメンタリズムに包まれる。(20点)

 肺ガンで余命半年と宣告されながら、ためらうことなくタバコを口にくわえ火をつける主人公。そして彼の病を知っていながら注意しない家族や友人。肺ガンの原因が喫煙であることが明白なのに、どうしてタバコをやめたりやめさせたりしないのだろう。カッコつけて「死ぬまでは生きていたい」と延命治療や手術を拒んだくせに、自分の病状を自分でさらに悪化させるとは、なんという愚かさだろう。こんな男に感情移入できるわけもなく、映画はさらに安っぽいセンチメンタリズムというオブラートに包まれる。

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象の背中 - 渡まち子

(30点)

 自分の死期を知った男が生きた証を模索する。骨格は名作「生きる」と同じだが、中身は正反対だ。物分りのいい妻、若い愛人、頼れる息子と可愛い娘に見守られて死を迎えたいと願う主人公。中年男の勝手な願望が炸裂し、死を売り物にした安直な物語に力が抜ける。役所広司と岸部一徳がスイカを食べながら会話する場面は感動的だが、無駄に豪華な俳優の名演が空しいばかり。象になるだと?!象に失礼だ。

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