茶々-天涯の貴妃(おんな)- - 福本次郎

◆燃え盛る炎は黄金の紙吹雪となり、豪華絢爛を極めた安土桃山時代の終焉を告げる。愛と憎悪、怒りと悲しみを胸に抱きながら、男たちの政治の道具でしかなかった女は、生き延びて子を残すことが勝利であるとこの作品は訴える。(50点)

 燃え盛る炎はいつしか黄金の紙吹雪となり、豪華絢爛を極めた安土桃山時代の終焉を告げる。その気性の激しさと頭の回転のよさで豊臣秀吉に愛でられた女・茶々。幼いころから女であることの悲劇を十分すぎるほど体験し、長じては女であることの利点を最大限に生かして日本の最高権力者を陰で操る。愛と憎悪、怒りと悲しみを胸に抱きながら、男たちの政治の道具でしかなかった女たち。とにかく生き延びて子孫を残すこと、それが人生における勝利であるとこの作品は訴える。

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茶々 天涯の貴妃(おんな) - 渡まち子

(70点)

 悲壮美路線の東映が放つ、変化球的な時代劇大作だ。秀吉の側室の茶々こと淀君の波乱の人生を描く物語だが、主役は元宝塚男役スターの和央ようか。りりしい男装も披露し、女性ファンの声援が聞こえそうである。男役風の演技を強調したのは、新たな客層を掴もうとする新機軸。現代的な女性像は新鮮で悪くない。ただ、古狸で思慮深い家康役に中村獅童はないだろう。豪華な衣装や、闇夜に崩落する大坂城など、華麗な映像が見所だ。

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