◆自由を奪われたもどかしさと裸であられもない姿をさらす恥ずかしさに打ちひしがれながらも、いつしかその愉悦にヒロインの意識はとろけていく。それは抑圧していた自我の発見、本能に忠実に生きる人間の満ち足りた表情が美しい。(50点)
拉致され、監禁され、縛られ、吊るされ、人目にさらされる。それは女の胸の奥深くに潜む快楽を求める部分を道徳や羞恥心から解放するための儀式。自由を奪われたもどかしさと裸であられもない姿をさらす恥ずかしさに打ちひしがれながらも、いつしかその愉悦に彼女の意識はとろけていく。「やめて」と言っている唇が「やめないで」と口走りことでヒロインは本当の自分に目覚めるのだ。それは抑圧していた自我の発見、本能に忠実に生きる人間の満ち足りた表情が美しい。
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◆ストリップ劇場に行かなくても“みなたん”のヌードが見られるぞ!(50点)
清純派グラビアアイドルから、すっかりお騒がせタレントになってしまった小向美奈子が、団鬼六原作のSM映画で堂々、主演。SM趣味のない筆者としてはどれほど集客に貢献するのかよくわからないが、とにかくプレス資料に記載の売り文句をそのままご紹介しておこう。なんと本作では「芋虫ころがし、生け捕り揚羽締め、三点逆股くぐり図といったオリジナル緊縛の数々が惜しげもなく披露」されているのだあ!
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◆小向美奈子の文句なしストリップ映画(65点)
先日『キャタピラー』で久々に主演・寺島しのぶのハダカをみた。彼女は出世作の「ヴァイブレータ」(2003)から、節目ごとに脱ぎっぷりのよさを見せ付けてのし上がってきた女優だが、37歳になった今でもきれいな身体をしていた。やはり細身の37歳は、オンナとして一番の食べごろといえる。むろん、この件に関して私の好み以外の根拠はない。
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