沈まぬ太陽 - 小梶勝男

◆通俗に徹することで通俗を超えた堂々たる作品。JAL再編問題に直面している今、本作を作る意味も、見る意味も十分にあるだろう(83点)

 「通俗的」というと、悪いことのように思えるが、広辞苑では1番目の意味に、「一般向きであること。誰にも分かりやすいこと」とある。本来、一般向きで分かりやすいことが悪い筈はない。

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沈まぬ太陽 - 福本次郎

己の信念を貫くために出世も家族も犠牲にする男を通じて、会社とは何かを問う。個の利益より組織の大義に生きようとし、たとえその組織から非情な仕打ちを受けても決して希望を捨てない「昭和のサラリーマン」を渡辺謙が熱演。(70点)

沈まぬ太陽

© 2009「沈まぬ太陽」製作委員会

 己の信念を貫くために出世も家族も犠牲にする男と、出世のためには同僚を裏切り悪事に手を染める男。巨大機構で対照的な道を進む2人の男を通じて、会社とは何かを問う。本来は客の利便や安全を第一に考えるべき航空会社が、いつしか政治家・官僚・上層部の人間たちが甘い汁を吸うための組織に堕している。そんな中でも決して筋を曲げなかったゆえに運命を翻弄された主人公の愚直な生きざまが心を打つ。個の利益ではなく組織の大義に生きようとする、たとえその組織から非情な仕打ちを受けてもきっと理解者が現れると信じている「昭和のサラリーマン」を渡辺謙が熱演する。

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沈まぬ太陽 - 渡まち子

直球勝負の映画の作りと俳優たちの熱演に深く感動させられた(75点)

沈まぬ太陽

© 2009「沈まぬ太陽」製作委員会

 社会性と娯楽性を兼ね備えた力作で見応えがある。大企業・国民航空の社員・恩地は、労働条件の改善を求めて奔走し勝利するものの、会社の懲罰人事で僻地の海外勤務を強いられる。10年に及ぶ孤独な日々に耐えて本社復帰を果たすが、ジャンボ機墜落事故という未曽有の惨事の遺族世話係という過酷な任務につくことに。組合闘争、出世欲、大事故、政界と企業の癒着などを描きながら、腐敗に屈せず、信念を貫く一人の男の人生を追う。3時間22分の長編だが、日本の社会構造を鋭くえぐる内容は、スクリーンに対峙する価値がある。

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沈まぬ太陽 - 前田有一

3時間22分、途中休憩10分の大長編(70点)

沈まぬ太陽

© 2009「沈まぬ太陽」製作委員会

 『沈まぬ太陽』は、山崎豊子の長編小説の映画化。この原作は彼女の作品の中でも「映像化されていなかった最後の傑作」という位置づけらしい。これまでなぜ映画化、ましてテレビドラマ化されなかったのか。様々な理由があるだろうが、その一つは内容が猛烈なJAL批判にならざるを得ない、という点と無縁ではないだろう。

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