次郎長三国志 - 渡まち子

正統派だが裏を返せば古臭い時代劇(45点)

© 2008「次郎長三国志」製作委員会

 正統派だが裏を返せば古臭い時代劇。主演の中井貴一をはじめ役者陣は実力派揃いなのだが。清水の次郎長と妻のお蝶、頼りになる子分たちが織り成す、笑いと涙の人情物語だ。ベタなセリフも含めて、中身は完全に年配の時代劇ファン向け。叔父・マキノ雅弘監督の代表作のリメイクに挑んだマキノ雅彦(津川雅彦)監督の意欲は買うが、自分の娘のドアップを多用するなど、なれあいムードが恥ずかしい。シニア層がターゲットだそうだが、そういう人はオリジナルを見るのでは。宇崎竜童のエンディング・テーマはノリがよく、映画のかったるさをちょっぴり忘れさせてくれた。

次郎長三国志 - 福本次郎

男っぷりと義理人情に厚い性格で名をはせた清水の次郎長が、実は女房を一筋に思い続けていたという純情。映画は次郎長と子分たちの交流に妻との愛、チャンバラを盛り込むが、どのエピソードも中途半端でつながりが見えてこない。(30点)

© 2008「次郎長三国志」製作委員会

 「死ぬときは一緒だ!」と子分たちに発破をかけ、先頭に立って切り込む主人公。その男っぷりと義理人情に厚い性格で結束の固さを誇り、東海道一の暴れん坊と名をはせた清水の次郎長が、実は女房を一筋に思い続けていたという純情。映画は次郎長と子分たちの交流に妻との愛、そしてライバル組織とのだましあいとチャンバラを盛り込み、適度なユーモアを織り交ぜることで高齢者向きのエンタテインメントを目指したのだろうが、どのエピソードも中途半端でつながりが見えてこない。過去のヒットシリーズのエッセンスを煮詰めたつもりがうまく融合せずに空中分解を起こしているようだ。

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次郎長三国志 - 前田有一

マキノ雅彦監督最新作は、マキノ家伝家の宝刀、清水の次郎長もの(65点)

© 2008「次郎長三国志」製作委員会

 今から100年前、初めての時代劇『本能寺合戦』(1908年)から日本映画の歴史は始まった。その監督・牧野省三の思いは、邦画の基礎ともいうべき作品群を作り上げた、いわゆるマキノ家の面々に受け継がれる。そして、その末裔たるマキノ雅彦=津川雅彦らの手により、今も息づいている。

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