月に囚われた男 - 山口拓朗

月に囚われた男

◆意外性のあるミステリーのタネ明かしに加え、人類の未来に警鐘を鳴らしたストーリーテリングは、大胆な舞台設定の後押しもあって、ひねりの利いた作品を好む映画ファンを満足させるだろう(80点)

 各地のインディペンデント映画祭で高い評価を受けた本作「月に囚われた男」は、かのロックスター、デヴィッド・ボーイの息子、ダンカン・ジョーンズが撮影した初長編監督作品。月で独りで暮らす男を主人公にしたサスペンスフルなSFミステリーだ。

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月に囚われた男 - 福本次郎

月に囚われた男

◆肉体はコピー、記憶も偽物、しかしそこに宿る心は本物。自分が何者か知ってしまった男が、定められた運命と戦う決意をする。無機質なモノトーンの世界で繰り広げられる静謐な悲劇をシャープでスタイリッシュな映像が再現する。(70点)

 血は流れ痛みも感じるのに肉体はコピー、昨日のことのように覚えている記憶も偽物、しかしそこに宿る心は本物。自分がいったい何者で、どういう未来が待ち受けているのかを知ってしまった男が、定められた運命と戦う決意をする。美しい妻と可愛い娘、彼女たちと愛し合った思い出だけが生きてきた証なのに、それすら幻に過ぎない。危険で孤独なミッションを遂行する主人公がアイデンティティクライシスに直面し、克服していく過程で、恐るべき事実に突きとめる。無機質なモノトーンの世界で繰り広げられる静謐な悲劇、捨ててもいい命などあってはいけないことをシャープでスタイリッシュな映像が再現する。

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月に囚われた男 - 小梶勝男

月に囚われた男

◆たった一人、月で働く男を描いて、果てしない孤独を感じさせる本格SF。ひねりのきいたストーリーが、「存在」とは何かを問いかけてくる。(74点)

 優れたSF映画は、常に哲学的な問いを内包している。本作もそうだ。「存在」とは何かという、根源的な問いを投げかけてくる。

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月に囚われた男 - 渡まち子

月に囚われた男

◆歯切れのいいセリフの応酬から浮かび上がるお互いの主張の矛盾、暴かれていく秘密と嘘。過去が煮詰まっていく過程で、己をさらけ出す開放感が登場人物の心を浄化していく様子は、空が晴れわたるようなさわやかさをもたらす。(60点)

 ひらめきを感じる映画で、最小限の素材で最大の効果を上げることに成功している。近未来。サムは、地球で必要なエネルギー源を採掘するために、たった一人で月の基地に滞在している。地球との直接通信はできず、話し相手は人工知能を持ったコンピューターのガーティだけという孤独な任務だ。会社からの契約期間は3年で、あと2週間で任務を終えて家族が待つ地球に帰ろうという時、頭痛や体調不良に襲われ、ついに基地の外で作業中に事故に遭ってしまう。なぜか基地の中の診療室で目覚めるサム。さらに、自分とガーティしかいないはずの基地内で自分そっくりの男に遭遇し驚愕する。これは幻覚なのか?

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月に囚われた男 - 前田有一

月に囚われた男

◆SFの体裁を借りて労働問題を描く(70点)

 同週公開『第9地区』が社会派SFアクションなら、『月に囚われた男』はそれ以上に社会風刺の効いたSFドラマだ。こうした優れたSFが、同じ週に二本も見られると言うのはうれしい限り。私としても、ぜひ両方見てほしいと思う。

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月に囚われた男 - 佐々木貴之

月に囚われた男

◆ディティールは低予算作品にありがちな安っぽさをまったく感じさせないほど完璧な出来栄え(70点)

 名ロック歌手デヴィッド・ボウイの長男ダンカン・ジョーンズの映画監督デビュー作品であり、予算は500万ドル以下という超低予算のSFサスペンス・スリラー。

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月に囚われた男 - 町田敦夫

◆よくできた異例の低予算SF(70点)

 デヴィッド・ボウイの息子、ダンカン・ジョーンズの映画監督デビュー作。月面を舞台にした近未来SFでありながら、最新のVFXなし、大がかりなセットなし、出演者は事実上サム・ロックウェルただひとりという特異な低予算映画として作られた。

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月に囚われた男 - 岡本太陽

月に囚われた男

◆月にたった1人、孤独の中で暴かれる衝撃的な真実(70点)

 人類が月面着陸を果たしてから早約40年が経ち、人類の可能性も大きく飛躍していった。もしかしたらこれから先、月が壊れかけている地球を救う事が出来るかもしれない。そのうち月の開拓も始まるだろう。映画『MOON』では、ある1人の男が月でのある計画のため、3年間家族とも離れ、ひとりぼっちで暮らしていたのだが、任務を終えようとする時彼は自分に関するある衝撃的な秘密を暴いてしまう。

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