時をかける少女 - 山口拓朗

◆ただいま青春謳歌中の人たちから、遠い昔に青春時代をすごした人たちまで、幅広い世代にオススメしたい(75点)

 筒井康隆原作の「時をかける少女」といえば、1983年に大林宣彦監督が映画化、2006年に細田守監督が長編アニメ化するなど、時代を超えて愛され続けている作品。谷口正晃監督の劇場用長編初作品となる本作「時をかける少女」は、そんな人気作品の2010年版。脚本、演出、演技の三拍子をそろえた良質のエンターテインメントだ。

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時をかける少女 - 前田有一

◆アニメ版でなく、大林監督版のファン限定作品(50点)

 『時をかける少女』にしろ、『サマーウォーズ』にしろ、あるいは『耳をすませば』にしろ、その魅力はどこかノスタルジーを感じさせる点にある。「今では汚れきった俺にも、こういう純情だった時代あったよなぁ」などと感動するわけだ。

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時をかける少女 - 渡まち子

◆70年代の過去を特別に良い時代とも悪い時代ともとらえていないのがいい(65点)

 「時かけ」が何度も映画化されるのは、物語の骨格が魅力的な上に何通りものバリエーションが可能なためだ。高校3年生の芳山あかりは、薬学者の母・和子が交通事故に遭ったと聞いて病院に駆けつける。母は「1972年4月の土曜日の実験室、深町一夫に会いにいく」とうわ言のようにつぶやいた。和子は初恋の人・深町にメッセージを伝えるため、時間を越える方法の研究をしていたのだ。母に代わって過去へ行く決心をしたあかりは、和子が開発した薬を飲んでタイムリープに成功するが、間違って1974年に着いてしまう。あかりは偶然出会った大学生で映画監督志望の涼太を強引に巻き込んで、深町一夫を探しはじめるが…。

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時をかける少女 - 小梶勝男

◆大林宣彦監督の名作の続編。大林版へのリスペクトが随所に感じられ、世界観の踏襲に成功している(68点)

 大林宣彦監督、原田知世主演の「時をかける少女」(1983)には、今も多くの熱狂的なファンがいる。名作と言っていいだろう。本作は、そのリメークではなく、続編である。かつて原田知世が演じた芳山和子(今回は安田成美)の子供、あかり(仲里依紗)が、母親の代わりに1974年にタイム・リープし、深町一夫(石丸幹二)を探す物語だ。

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時をかける少女 - 福本次郎

◆「記憶は消されても、心は覚えている」。出会いから別れまでほんの短い間だったけれど、その気持ちはまぎれもなく恋。人探しの途中で、ヒロインが偶然遭遇した大学生との間に芽生える人を思う感情は、時を経ても変わらない。(60点)

 「記憶は消されても、心は覚えている」。出会いから別れまでほんの短い間だったけれど、その気持ちはまぎれもなく恋。30年以上前にタイムリープした少女が、知識では知っていても感覚としては未体験の時代をエンジョイする姿が楽しい。古い自動車や路面電車、消えつつある駄菓子屋、銭湯のマッサージチェア、 4畳半一間のアパートとこたつでの雑魚寝、サイケ調の隣人、そして8ミリカメラ。映画は、人探しをするヒロインが偶然遭遇した大学生と接近していく過程で、人を思う感情は時を経ても決して変わらないことを描く。

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時をかける少女 - 前田有一

現代を舞台にしているのにどこか懐かしい、優れた映画作品(70点)

 この映画に声の出演をしている谷村美月は、悪名高いあの「海賊版撲滅キャンペーン」のCMで、黒い涙を流すかわいい子だが、本作の試写会では、偶然私の横の方の席に座っていた。ご本人を横にして、あのドクロのCMを見るのは妙な気分であったが、本編では彼女、立派な演技を見せていた。

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