映画は映画だ - 福本次郎

暴力をリアルに見せる世界に住む男が、リアルな暴力の世界に生きる男と出会ったとき、まがい物の限界を知り、真のリアルとは何かを追い求める。結局映画は作り物に過ぎないという自虐的な叫びが、作品から聞こえてくるようだ。(50点)

映画は映画だ

© 2008 SPONGE and KIM KI-DUK FILM.All Rights Reserved

 リアリティを出せという映画監督の要望に応えるため、俳優はつい本気で相手役を殴ってしまう。血にまみれた日常を送っている本職のヤクザにとって、映画で描かれるケンカなど児戯に等しい。暴力をリアルに見せる世界に住む男が、リアルな暴力の世界に生きる男と出会ったとき、まがい物の限界を知り、真のリアルとは何かを問う。観客の求めに応じていくらリアリティを追求しようとも、結局映画は作り物に過ぎないという自虐的な叫びが、作品から聞こえてくるようだ。

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映画は映画だ - 山口拓朗

◆自虐めいた映画構造同様におもしろいのがスタとガンペの人間ドラマだ(70点)

 傲慢でけんかっ早い映画俳優のスタ(カン・ジファン)は、アクションシーンの撮影中に激高して相手役を殴ってしまう。代りの相手役が見つからず困っていたところ、スタは以前に出会った俳優志望のヤクザ、ガンペ(ソ・ジソブ)のことを思い出し、わらにもすがる思いで連絡を取る。ガンペはけんかのシーンで本当に闘うことを条件に、映画への出演を了承する……。

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映画は映画だ - 渡まち子

暴力を媒体に現実と非現実を生きる二人の対比が鮮烈だ。この題名は鑑賞後に効いてくる。(70点)

映画は映画だ

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 俳優志望だったヤクザのガンペは、偶然出会った人気俳優のスタから「映画に出ないか」と誘われる。スタは暴力シーンで相手役を負傷させ、苦肉の策で彼に声をかけたのだが、ガンペは、本気で殴りあうのなら出演すると答える…。

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映画は映画だ - 町田敦夫

◆映画界を舞台にしたキム・ギドク原案のメタフィクション(80点)

 韓流ブームが去ったと言われて久しい。確かにひと頃のヨン様やイ・ビョンホンに匹敵するような人気者は、さすがに日本では生まれなくなった。だが、ストーリーを生み出す力に関して言えば、韓国映画界にはまだまだ底知れぬポテンシャルが隠されているように思う。それを実感させてくれるのが、たとえばこの『映画は映画だ』のような作品だ。

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