抵抗 死刑囚の手記より - 渡まち子

◆無駄なセリフや説明はいっさいないのに、主人公の心の葛藤が痛いほど伝わってくる(75点)

 クールなモノクロ映像に緊張感が漂う脱獄映画の傑作だ。1943年・ドイツ占領下のフランス。抵抗活動によって逮捕されたフォンテーヌ中尉は、モンリュック監獄の独房に収監される。誰もが絶望し気力を奪われる中、フォンテーヌは囚人仲間から情報を集め、わずかな道具や設備を最大限に利用して、入念に脱獄を計画していた。独軍によって死刑を宣告され、いよいよ実行を決意するが、突如彼の独房に脱走兵の少年が送られてくる。これはワナなのか? 悩むフォンテーヌだったが…。

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抵抗 死刑囚の手記より - 福本次郎

◆モノクロの画面は淡々と主人公の行動を描写するが、映像にかぶせられた独白が心理的な緊張感を盛り上げる。カメラと対峙する俳優は感情を大げさに表現することを拒み、脱走の準備をする過程はこの上ないテンションをはらむ。(60点)

 自動車のドアノブ、狭い独房、木製のドア、スプーンで作ったノミ、高窓からみた中庭・・・。主人公は目で見た世界を分析し、脱走のプランを練る。モノクロの画面は淡々と彼の行動を描写するが、映像にかぶせられた独白が心理的な緊張感を盛り上げる見事な演出だ。カメラと対峙する俳優は感情を大げさに表現することを拒み、あくまでリアリティに徹する。それゆえ狭い独房で繰り広げられる外部との通信、道具の製作といった脱走の準備はこの上ないテンションをはらんでいく。

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