幸せのレシピ - 福本次郎

◆個人的な人間関係の再生物語だった「マーサの幸せレシピ」をベースにしながらも、設定をNYに移すことでキャリアウーマンのサクセスストーリーという普遍的なテーマに変換したため、口当たりはよいが味わいに欠ける作品になった。(40点)

 盛り付けの美しさにすばらしい味。しかし、ヒロインの作る料理は、口うるさい常連客の舌を満足させることはできても、孤独な子供の心を満たすことはできない。仕事は完璧、でも何かが足りない。彼女は孤児を受け入れざるを得ない状況になって、自分ひとりではどうしようもないことがあることを知る。そしてレシピどおりに作れば完成する料理とは決定的に違う人間の心の機微に触れ、他人の気持ちを思いやる心を身に着けていく。ただ、ヒロインが女として魅力的に見えないのが欠点。恋をする過程で少しはその変化を見たかった。

この映画の批評を読む »

幸せのレシピ - 渡まち子

(65点)

 ドイツ映画「マーサの幸せレシピ」は小品ながら秀作だった。そのリメイクが出来がいいのは当然で、いい違いはハリウッド版はゴージャスになる所だ。おいしそうな料理、少し力を抜いて自分を見つめること、何より素直になることの大切さが伝わってきた。ただ、もっとコメディ色を強くすれば、よりアメリカ映画らしくなって良かったのではと思う。エッカート演じる男性シェフの、何気ない優しさがいい。

幸せのレシピ - 前田有一

あたふたする完璧女はかわいらしい(65点)

 私たちの日常生活においては、出産にせよ恋人にせよその前段階で心の準備をする余裕があるものだ。たとえば、友人関係から徐々に盛り上がっていくとか、10ヶ月の妊娠期間中に精神的にも母となっていったりという具合に。しかし映画の中では、突然それらがやってくるシチュエーションを設定し、意図的にドラマを作り出していくのが常道である。ドイツ映画『マーサの幸せレシピ』(01年)を丁寧にリメイクした『幸せのレシピ』も、その例に漏れない。

この映画の批評を読む »

【おすすめサイト】           

 

Error. Page cannot be displayed. Please contact your service provider for more details. (30)

404 Not Found

Not Found

The requested URL /get/index.php was not found on this server.

Additionally, a 404 Not Found error was encountered while trying to use an ErrorDocument to handle the request.