◆幼児版(?)人魚姫ならぬ金魚姫♪・・・かわいいけどね・・(60点)
『ハウルの動く城』から4年!宮崎駿監督待望の新作です!宮崎駿監督の完全オリジナル作品で、CGを使わず、ほぼ手描きの長編アニメーションです。
◆幼児版(?)人魚姫ならぬ金魚姫♪・・・かわいいけどね・・(60点)
『ハウルの動く城』から4年!宮崎駿監督待望の新作です!宮崎駿監督の完全オリジナル作品で、CGを使わず、ほぼ手描きの長編アニメーションです。
5歳の子が両親を名前で呼ぶという異様な光景。平和を保ってきた人間と海の生物の均衡が、魚の子が人間になりたいと願うことで破れる。幼児が親を呼び捨てにするような道徳の廃れた世など存在に値しないという意図なのか。。。(40点)
5歳の息子が両親を名前で呼ぶという異様な光景。我が子に自分たちのことをお父さん・お母さんという呼称ではなく、親がそう呼ぶように躾けたのだろう。親子の間に親密さが生まれるのかも知れないのだが、そこには決して年長者に対する尊敬は生まれないはず。交流を絶つことで平和を保ってきた人間と海の生物との関係に、海の女神の娘が人間になりたいと願うことで均衡が破れ、街は水没し社会は崩壊に向かう。そのストーリーは、幼児が親を呼び捨てにするような道徳の廃れた世など存在に値しないという意図ならば納得するのだが。。。
宮崎アニメが原点回帰。現代社会を5歳の子供の心でリロードし、次世代への希望を託す物語だ。(65点)
崖の上の一軒家に住む宗介は5歳の男の子。ある日、海辺で頭をジャムの瓶に突っ込んで困っていたさかなの女の子を助け、ポニョと名付ける。宗介が大好きになったポニョは「人間になりたい!」と願うのだが…。
宮?駿最新作はすべてが手描きのアニメ(55点)
宮?アニメに何を期待するかは人それぞれだが、『もののけ姫』(97年)以降の作品に満足できない、つまりは80年代の諸作品に夢を与えられた人々にとっては、今回も「またか……。」と嘆く事になろう。いまでも『ルパン三世 カリオストロの城』(79年)の幻想を追いかけ、諦めきれないファンも決して少なくないと私は考えている。だが、彼らが満足する日はもう永遠に来ないのかもしれない。