孤高のメス - 前田有一

孤高のメス

© 2010「孤高のメス」製作委員会

◆娯楽性の高さを主張しないつくり(55点)

 映画「孤高のメス」の原作者・大鐘稔彦は現役医師で、「輸血不可」の教義を持つ新興宗教団体の患者を、無輸血手術で救った実績などで知られている。その小説の映画化となれば、これは「かつてないリアルな医療シーン」を見せ場に持ってくることは最低限のハードル。そして幸い、それはほぼ達成された。医療映画ファンにバカにされない程度のリアリティは、なんとか確保されているといえるのではないか。

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孤高のメス - 福本次郎

孤高のメス

© 2010「孤高のメス」製作委員会

◆医学に対する真摯な使命感に支えられた主人公はまさに絵にかいたようなヒーローだ。彼の、患者の命を救うためには法を犯すことも厭わずあくまで自分の信念を曲げない誠実無私な生き方は、カッコよすぎて非の打ちどころがない。(70点)

 抜群の腕前と知見を持つのに人当たりは柔らかい。難しい手術に率先して挑むのに功名心とは無縁。ただ、医学に対する真摯な使命感に支えられた主人公は、女だけでなく男も惚れる、まさに絵にかいたようなヒーローだ。さらに看護師・助手などの尊敬を一身に集めても絶対に謙虚な態度を崩さない一方で、患者の命を救うためには法を犯すことも厭わず、あくまで自分の信念を曲げない過程はカッコよすぎて非の打ちどころがない。映画は1人の看護婦の目を通して、医師の本分を貫き通した男の誠実無私な生き方に迫る。

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孤高のメス - 渡まち子

孤高のメス

© 2010「孤高のメス」製作委員会

◆医者にとっても患者にとっても希望を与えてくれるヒューマンドラマ(55点)

 何かと問題の多い医学界にあって、実力と人徳を兼ね備えた主人公はまるでスーパーヒーローだ。1989年のある地方都市の市民病院に、外科医の当麻鉄彦が赴任してくる。見栄や体裁ばかりを気にする病院の悪しき体制に不満を感じながらも、優秀な外科医である彼は、困難なオペを成功させ、患者を救うべく全力を尽くし、病院のスタッフの信頼を勝ち得ていく。一方、当麻の存在を疎ましく思う医師もいた。そんな中、病院を支えてきた市長が倒れる。当麻は前例のない成人から成人への生体肝移植をすべきかどうかの選択を迫られるが…。

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孤高のメス - 町田敦夫

孤高のメス

© 2010「孤高のメス」製作委員会

◆「命のリレー」に感涙するもよし、医学の意義を再考するもよし(60点)

 現職医師・大鐘稔彦の医療小説を『フライ,ダディ,フライ』の成島出監督が映像化。1989年、腐敗した市民病院に赴任した米国帰りの外科医、当麻(堤真一)は、卓越した手技と医療への熱意によってナースや若手医師を感化していく。世話になった市長(柄本明)が肝硬変で倒れると、当麻はまだ法律で認められていなかった脳死患者からの肝臓移植を決断。しかし当麻を快く思わない外科医長の野本(生瀬勝久)は、それを追い落としの口実にしようと目論み……。

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孤高のメス - 小梶勝男

孤高のメス

© 2010「孤高のメス」製作委員会

◆地方の市民病院を一人の医師が変えていく医療ヒューマンドラマ。手術場面のリアルさと、堤真一の演技が素晴らしい(78点)

 現職医師である大鐘稔彦の小説を「ミッドナイトイーグル」(2007)「ラブ・ファイト」(2008)の成島出が監督した、医療ヒューマンドラマ。地域医療の問題を真っ向から捉えて、実に見応えがあった。

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