大いなる陰謀 - 福本次郎

星条旗を掲げて戦場で闘うのは下層マイノリティという現実と、国が間違った方向に進もうとしていることに無関心の罪。ロバート・レッドフォードは自ら教授に扮し、若い学生、つまり観客に向かってたいそうなご高説を垂れる。(40点)

大いなる陰謀

© 2007 Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc.

 泥沼の中東情勢の中で起死回生の一発を狙う上院議員、彼の立案した作戦を実行に移すべくアフガンに派遣された特殊部隊、そして敵地に取り残された特殊部隊員の恩師。自分たちの利益を安全保障にすりかえるネオコン政治家の指揮の下、不確かな情報で戦争が起こされて若い命が散っていく。いまや星条旗を掲げて戦場で闘うのは下層階級のマイノリティという現実と、その陰で国が間違った方向に進もうとしていることに無関心でいる罪。ロバート・レッドフォードは自ら教授に扮し、若い学生、つまり観客に向かってたいそうなご高説を垂れる。しかし、守られるべきはあくまで米国民の命のみで、非米国民から見ればこの教授もネオコン議員と五十歩百歩にしかみえない。

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大いなる陰謀 - スタッフ古庄

◆問題提示型映画(40点)

 娯楽映画ではないので、映画予告につられて観にいった場合は、「え・・・?」という感想になるかと思います。(私はなりました・・すみません。。)

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大いなる陰謀 - 渡まち子

無関心こそが罪。(70点)

大いなる陰謀

© 2007 Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc.

 無関心こそが罪。これが映画のテーマだ。政治、報道、教育という異なる世界の人間を通して、対テロ戦争を会話で検証する。クルーズとストリープの攻防が見せ場の一つだが、大学教授と生徒のやりとりこそ注目すべき。ただ、作品の志の高さは理解できても素直に評価できない。なぜなら善意も悪意も結局は若者を戦場に駆り立てるから。そして“10分前に始まった戦闘作戦”に対してなす術などないと判るから。映画は問題を提起するだけで結論は出していない。観客に考えさせる意図なのだが、大統領選挙前のこの時期、レッドフォードならはっきりと意見を述べてもいいはずでは。この映画の歯切れの悪さは厭世観を誘う。質は高いが困った作品だ。

大いなる陰謀 - 前田有一

ロバート・レッドフォードらしい社会派政治ドラマ(70点)

大いなる陰謀

© 2007 Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc.

 ここ最近、政治的なアメリカ映画が多いのは、ひとえに今年が大統領選挙の年だから。その意味では、それらの政治映画がことごとくプロパガンダであるという見方は決して間違ってはいない。

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