台北に舞う雪 - 山口拓朗

◆“善意”頼りの物語は一見美しいが、一方ではリアリティの欠如を招きやすい(50点)

 ある日突然、声が出なくなった女性新人歌手のメイ(トン・ヤオ)は、記者会見前に姿を消し、台北郊外の菁桐(ちんとん)という町にやって来た。その町でメイは、町の人のために一所懸命働く青年モウ(チェン・ボーリン)と出会う。ふたりはお互いの身の上を話すうちに、少しずつ打ち解けていくが……。

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台北に舞う雪 - 福本次郎

◆失踪した女と小さな町で暮らす男、波長の違う世界の男女が出会い、お互い己にないものを相手に発見し、惹かれあう。その気持ちは好意なのか恋なのか、まだ人生の機微がわからない若者が人の心の繊細さと複雑さに気付いていく。(50点)

 プレッシャーに耐えきれなくなり突然すべてを投げ出した女は、都会での生活に未練もあり、自分を探し出してくれることを願っている。小さな町で暮らす男は、人々に愛され、そこが自分の居場所と決めて生きている。そんな波長の違う世界の男女が出会い、お互い己にないものを相手に発見し、惹かれあう。その気持ちが単なる好意なのかそれとも恋なのか、はっきりと確かめることなくふたりは距離を縮めていく。台湾の豊かな人情を背景に、まだ人生の機微がわからない若者が人の心の繊細さと複雑さに気付く過程で、自分を捨てた母親の心情に思いをはせていく。

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台北に舞う雪 - 渡まち子

◆美しい自然描写が持ち味のジェンチイ作品らしく、霧雨にけむる街並みや緑の陰影、幻想的な天灯祭りなど、思わずハッとするような映像美にあふれている(60点)

 台北北部の小さな町が舞台の淡い恋物語は、美しい映像に癒される小品。ローカル線の終着駅である菁桐(チントン)に降り立った大陸育ちの新人歌手のメイ。彼女は突然声が出なくなり、誰にも告げずに台北を飛び出してこの田舎町にやってくる。一方、孤児として育った青年モウは、町の人々の役に立ちたいと、何でも屋として働いている。まったく違う世界に住む二人が偶然出会い、互いに惹かれていくが…。

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