再会の街で - 渡まち子

(75点)

 米同時多発テロを描く映画も、事件そのものから遺族の気持ちへとスライドしてきた。時間の経過を感じるが、腫れ物に触るような描写を見ると、やはり傷は深い。主人公はやつれた元ルームメイトに再会、妻子を一度に失くし心を病んだ彼の力になろうとする。アダム・サンドラーが狂気すれすれの難役を好演。キッチンのリフォームを繰り返す短いエピソードが泣ける。家族への思いに収束する展開は平凡だが、真摯な人間ドラマのあと味は悪くない。

再会の街で - 福本次郎

◆愛するものをすべて失い、人生に立ち向かう気力もなく、後悔だけが押し寄せてくる日々。髪を伸ばしやつれた風貌で心に深い傷を負った主人公をアダム・サンドラーが好演。彼の瞳に宿った細く深く鋭い光が見るものの胸を射抜く。(80点)

 愛するものをすべて失い、悲しみに押しつぶされずに生きていくには、精神を別のチャンネルに変えていくしかないのか。もはや人生に立ち向かう気力もなく、後悔だけが押し寄せてくる日々。誰の顔を見ても思い出し何もしていても頭から離れない、その記憶は他人が触れると割れてしまう風船のように張り詰めてもろい。髪を伸ばしやつれた風貌で、心に深い傷を負ったまま立ち直れないでいる主人公をアダム・サンドラーが好演。彼の瞳に宿った細く深く鋭い光が見るものの胸を射抜く。

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再会の街で - 前田有一

安っぽい感動のために、9.11被害者の気持ちを利用するとは(40点)

 実際の事件を脚本に取り込んだ劇映画は、その事件の記憶が新しいうちに作ると、たいてい偽善的で薄っぺらいものになる。アメリカ史上最大の衝撃事件、9.11テロ関連となれば、それはさらに如実となる。

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