愛した記憶はあるのに、愛されたという確証が得られずに成仏できない男。恋人を失った喪失感から精神安定剤に頼っている女。お互いに相手に未練を残したまま心の傷を癒せずにいるふたりが再会し、確かめたかった言葉を探す。(40点)
愛した記憶は間違いなくあるのに、愛されたという確証が得られないゆえに成仏できない男。恋人を失った喪失感に苛まれながら精神安定剤に頼っている女。お互いに相手に未練を残したまま、心の傷を癒せずにいる。そんなふたりが再会し、確かめたかった言葉を探すうちに新しい人生を見つけていく。映画は、不慮の事故で突然終わってしまったふたりの関係だけでなく、父親との確執、謎の青年、そして新しい希望を見つけるまでを描く。ただそのトーンが中途半端で、映像からは描きたいテーマの主張が感じられない。