感情をプログラムされたサイボーグを過去の自分に送るというファンタジーだからといって、ディテールを疎かにしすぎ。ラブストーリーとしてもコメディとしても消化不良で、廃墟となった東京の姿だけが妙にリアルで浮いていた。(40点)
© 2008 「僕の彼女はサイボーグ」フィルムパートナーズ
未来の年老いた自分が、感情をプログラムされたサイボーグを現在の自分に送るというファンタジーだからといって、ディテールを疎かにしすぎているのではないだろうか。人間のように行動する一方で都合が悪くなるとロボットに戻る。チャーミングに振舞うと思えば突然表情を消す。酒を飲むと陽気になって踊りだすが、危害を加える相手には容赦なく暴力を振るう。このちぐはぐなスタンスは未熟なプログラミングが原因なのかもしれないが、物語の展開にあわせて都合よく使い分けているようにしか見えない。結局、ラブストーリーとしてもコメディとしても消化不良で、廃墟となった東京の姿だけが妙にリアルで浮いていた。
この映画の批評を読む »
◆ニワトリと卵どっちが先?? 論争まで勃発?(78点)
「猟奇的な彼女」「僕の彼女を紹介します」のクァク・ジェヨン監督の最新作!今回も、強?い彼女と弱っちぃ頼りな?い男のおはなし♪韓国映画の王道でしょうか??
この映画の批評を読む »
一見、純愛に見えるが、実はこの話、相当にキモい。(35点)
© 2008 「僕の彼女はサイボーグ」フィルムパートナーズ
強い女の子と気弱な男の子。前半は笑わせ、後半は怒涛の不幸。韓国映画界が得意とする世界だ。“彼女シリーズ”のジェヨン監督によるこの日本映画は、未来から来たサイボーグと青年の恋、そして彼らの切ない秘密を描くSFファンタジー。一見、純愛に見えるが、実はこの話、相当にキモい。オタクとナルシシズム、さらに大人のオモチャをブレンドしたようなオチに、体温が下がる思いだ。綾瀬はるかがキュートなのでファンには目の保養だが。
サイボーグの綾瀬はるかとラブラブ同棲?(採点不能)
© 2008 「僕の彼女はサイボーグ」フィルムパートナーズ
『僕の彼女はサイボーグ』は、『猟奇的な彼女』(01年、韓国)のクァク・ジェヨン監督が、綾瀬はるか&小出恵介の魅力をこれまでにないほど引き出したラブコメディの傑作である。しかも見終わった後、多くの人は言葉を失うほどの衝撃を受ける。
この映画の批評を読む »