余命 - 福本次郎

結婚10年目にしてやっと授かった小さな命、しかし同時に乳がんが再発する。ヒロインは難問を一人で抱え込み、愛する夫の気持ちを慮るあまり事実を口にしないばかりか、心配してくれる友人たちの心遣いもつい踏みにじってしまう。(40点)

 結婚10年目にしてやっと授かった小さな命、しかし同時に以前患った乳がんが再発する。子供を捨て治療に専念するか、子供が生まれるまで治療を先延ばしにするか。ヒロインは己の延命より、生きた証を残す道を選ぶ。ところが彼女は難問を一人で抱え込み、愛する夫の気持ちを慮るあまり事実を口にしないばかりか、心配してくれる友人たちの心遣いもつい踏みにじってしまう。そのあたりの葛藤がどこかから回りしていて、これほど大事なことを相談できないとはどういうことなのだろうという疑問がわく。事は自分だけの問題ではない、周囲の人間に援助を頼めばもっと明るい展望が開けたに違いない。

この映画の批評を読む »

余命 - 前田有一

乳癌をテーマにした感動ドラマ(55点)

 女性がもっとも関心を寄せる病気といえば、乳がんをおいてほかにない。女性にとって、がんの中で最も多い死因という事実も重大だが、手術で乳房を失うケースがあることも、その理由のひとつだろう。心理的に、これほど恐ろしい病もあまりないから、30代以降、定期的に検診を受ける人も多い。

この映画の批評を読む »

余命 - 渡まち子

松雪泰子のはかなげな表情が印象に残る(65点)

 乳がん早期発見を訴えるピンクリボン運動に関心を持つ人が増えればと願う作品だ。新しい命と残された時間。この物語が迫る決断の選択肢は、究極である。がん治療と出産の狭間で悩む外科医の滴は、夫に打ち明ければ子供を諦めることになると悟り、一人で生む決心をする。物語は、産婦人科医が滴の病気に気付かないなど、リアリティを欠く部分も。加えて、夫に内緒ですべて一人で決めたことには、異論も多いのでは。だが出産は、女性にとって自分の命を引き換えにする価値のあることだ。なぜなら命をつなぐ唯一の手段だから。松雪泰子のはかなげな表情が印象に残る。

【おすすめサイト】           

 

Error. Page cannot be displayed. Please contact your service provider for more details. (14)

404 Not Found

Not Found

The requested URL /get/index.php was not found on this server.

Additionally, a 404 Not Found error was encountered while trying to use an ErrorDocument to handle the request.