七夜待 - 福本次郎

意味不明のストーリーと共感できない登場人物、そして雑な撮影と脈絡のないエピソードの連続というこの映画を見ていると、河瀬直美監督は長谷川京子をわざわざタイにまで連れ出していったい何を描きたかったのか理解に苦しむ。(30点)

 周りの人々がタイ語やフランス語で何事か言い争っているのに、彼らの言葉がわからない日本人女性。その苛立ちが沸点に達してついにキレてしまう。自分だけが蚊帳の外に置いてきぼりにされて、物事が勝手に進んでいくときに彼女が感じる不条理な怒りが非常にリアルだ。意味不明のストーリーと共感できない登場人物、そして雑な撮影と脈絡のないエピソードの連続というこの映画を見ていると、ヒロインの気持ちがよく理解できる。河瀬直美監督は長谷川京子をわざわざタイにまで連れ出していったい何を描きたかったのか。

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七夜待 - 前田有一

河瀬直美監督が長谷川京子をハダカにする(70点)

 カンヌ国際映画祭グランプリ受賞監督の最新作ということで、満員の完成披露試写会場を前に、「注目度、凄いんだなと思っています」と満足げに語った河瀬直美監督。その自信満々なキャラで今後も突っ走ってほしいものだが、今回は主演の長谷川京子が公開直前に結婚を発表する話題性にも恵まれ、これ以上ないスタートを切れそうだ。

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七夜待 - 渡まち子

河瀬監督の意気込みは空回り(30点)

 大きな賞を受賞した後の作品には冒険が許されるが、河瀬監督の意気込みは空回りしてしまっている。タイを訪れた日本人女性が、偶然迷い込んだ森の中の家でタイ古式マッサージにふれ、心の安らぎを得るというのが物語の大筋。とはいえ映画はいったい何が言いたいのかサッパリ伝わらず、異言語のコミュニケーションの行き違いも作品を混迷させるだけ。癒し系の映画のように見えるが頭を混乱させられてはたまらない。変わりたいと願うヒロインと河瀬監督が重なって見えたので、定地・奈良を離れ、脚本を排除したチャレンジが次のステップへとつながってほしいと願うばかりだ。

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