ヴィクトリア女王 世紀の愛 - 山口拓朗

◆ふたりが生涯のパートナーとして絆を深めて行くくだりが感動的(70点)

 1837年のイギリス。ときの国王ウィリアム(ジム・ブロードベント)は病に苦しみ、自身の死を予感していた。王位継承者のヴィクトリア(エミリー・ブラント)はまだ十代で、母から摂政政治を承認するように迫られていたが、これを断固拒否し続けた。そんな折、ヴィクトリアは、ベルギー国王の甥、アルバート(ルパート・フレンド)と出会う。ヴィクトリアは、誠実で公正中立なアルバートに惹かれ、少しずつその距離を縮めていくが……。

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ヴィクトリア女王 世紀の愛 - 渡まち子

◆特別な破綻がない分、興奮もない(50点)

 19世紀、英国は「太陽の沈まない帝国」と呼ばれるほどの黄金期だったが、その時代に国を治めていたのがヴィクトリア女王である。彼女の若き日を描くこの歴史劇は、真実の愛で結ばれた夫婦の物語だ。英国の王位を継ぐヴィクトリアは窮屈な暮らしにうんざり気味だ。旧態然とした風習に縛られ、自由のない生活を送っているヴィクトリア。王室での権力争いが激化する日々の中で、ドイツ出身のアルバート公と心を通わせ結婚することに。だが、政治家とのかけひきから国民の暴動や、女王を狙った暗殺計画まで起こるようになる…。

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ヴィクトリア女王 世紀の愛 - 福本次郎

◆女の子ならだれもが夢見るプリンセス。しかし、王女の日常は軟禁状態に等しく、しきたりや決まりに縛られ、自由になりたいという思いだけが募っていく。そんな息が詰まるようなの宮殿内のディテールがリアルに再現されている。(60点)

 女の子ならだれもが夢見るプリンセス。しかし、実際に王女に生まれしかも王位継承権第一位にあるヒロインにとっては、宮廷での日常はまさに軟禁状態に等しい。しきたりや決まりに縛られ、階段を下りるのにも侍女の手を借り、就寝も母と一緒。常に誰かに監視され、行動を指図され、自由になりたいという思いだけが募っていく。そんな息が詰まるようなの宮殿内のディテールが非常にリアルに再現されている。映画は、権力とカネ、政治家や貴族の強欲に翻弄されながらも断固として自分の意思を貫いて、19世紀英国を空前の繁栄に導いた女王の若き日を追う。

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ヴィクトリア女王 世紀の愛 - 町田敦夫

◆若き女王の愛と葛藤を活写(70点)

 ケイト・ブランシェットがエリザベス1世を演じると聞いても、多くの映画ファンは特に驚かなかったと思うが、エミリー・ブラントがヴィクトリア女王を演じるというニュースには、多くのファンが首をひねったのではないか。ヴィクトリア女王といえば、イギリスを「太陽の沈まぬ国」に発展させた同国きっての名君である。対するエミリー・ブラントは、『プラダを着た悪魔』でメリル・ストリープに奴隷扱いされていたアシスタントだ。あるいは『サンシャイン・クリーニング』で人生を投げていたフリーターだ。とても偉大な女王を演じる器とは思えなかったのだが……。

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