(65点)
東西アクション・スターの激突が売り物のこの作品、日本の描写が笑いどころで、マニアックな珍作だ。熱血FBI捜査官と伝説の殺し屋ローグの対決を描くが、終盤に驚きが用意されている。ミステリー要素を前面に出したためジェット・リーの華麗なアクションが少ないのが残念。怪しげな中国マフィアに扮するのはお久しぶりのジョン・ローンだ。ステイサムのおかしな日本語がかなりウケる。もしやコメディなのか?!
(65点)
東西アクション・スターの激突が売り物のこの作品、日本の描写が笑いどころで、マニアックな珍作だ。熱血FBI捜査官と伝説の殺し屋ローグの対決を描くが、終盤に驚きが用意されている。ミステリー要素を前面に出したためジェット・リーの華麗なアクションが少ないのが残念。怪しげな中国マフィアに扮するのはお久しぶりのジョン・ローンだ。ステイサムのおかしな日本語がかなりウケる。もしやコメディなのか?!
◆謎の暗殺者を追うFBI捜査官。日本ヤクザと中国マフィアの勢力争い。2つの対立要素が絡み合い、複雑な人間関係と共に謎が謎を呼ぶ。しかし、肝心の主演ふたりの肉体的なパフォーマンスを見せるシーンが少なく物足りない。(40点)
正体不明の暗殺者を追う復讐に燃えるFBI捜査官。米国進出を狙う日本ヤクザと中国マフィアの勢力争い。2つの対立要素が絡み合い、複雑な人間関係と共に謎が謎を呼ぶ。暗殺者の二重三重の裏切りに日中の犯罪組織プラスFBIという視点が加わり、非常に盛りだくさんで野心的な脚本だ。しかし、肝心の主演ふたりの肉体的なパフォーマンスを見せるシーンが少なく物足りない。大量の銃弾に頼るのではなく、格闘シーンに鍛え上げた俳優だけが見せることができるあっと驚くようなアイデアが欲しかった。
とても食べあわせが悪い(60点)
『HERO』や『リーサル・ウェポン4』などの大ヒット作に出演、本物の少林寺拳法の使い手として人気のジェット・リー。一方『トランスポーター』等で、元水泳の飛び込みトップアスリートらしい華麗な身のこなしを見せたジェイソン・ステイサム。この二人のアクションスターが共演となれば、かつてない凄いものを見せてくれるに違いない。本作品を見る前に多くの人が思うであろうそうした期待は、しかしいろいろな意味で裏切られる。