「タイタニック」のカップル再び?!(75点)
「タイタニック」のカップル、レオナルド・ディカプリオ&ケイト・ウィンスレットは、いまや押しも押されぬ大スター。二人とも演技力もすこぶる高い。だが、役者としての特性は正反対といってよい。
「タイタニック」のカップル再び?!(75点)
「タイタニック」のカップル、レオナルド・ディカプリオ&ケイト・ウィンスレットは、いまや押しも押されぬ大スター。二人とも演技力もすこぶる高い。だが、役者としての特性は正反対といってよい。
満ち足りた生活を送っているのに、漠然とした不安を感じている。それは、代わり映えしない日常に埋もれてしまったことに対する絶望的な虚無。主人公が抱える「人生はこんなはずじゃなかった」という思いが非常にリアルだ。(70点)
家族と仕事、そして立派な家と車。何不自由のない満ち足りた生活を送っているのに、未来には漠然とした不安を感じている。それは、かつて自分たちは「特別な存在」と思い込んでいたのに、いつしか他人と同じような代わり映えしない日常に埋もれてしまったことに対する絶望的な虚無。そんな、もう若くない夫婦が再び夢を追いかけようとして、さまざまな障害にぶつかっていく。夫の諦観、妻の焦燥、ふたりが抱える「人生はこんなはずじゃなかった」という後悔が非常にリアルだ。
幸せを求めてもがく夫婦の姿が哀しい。タイタニックのロマンスの対極にある辛らつな家庭劇。(75点)
1950年代のアメリカ。郊外の新興住宅街に住むフランクとエイプリルは、二人の子供と静かに暮らしている。はためには理想の夫婦に見える彼らは、覇気のない毎日に漠然とした不満を抱き、憧れのパリで暮らすことを思いつくが…。
『タイタニック』のあの2人が再共演!(70点)
1997年に公開されアメリカ映画の歴代1位の興行成績を誇る『タイタニック』。当時、人気絶頂を迎えていたレオナルド・ディカプリオと『いつか晴れた日に』でアカデミー助演女優賞にノミネートされたケイト・ウィンスレットが悲劇に巻き込まれてしまう一途に愛し合う若い男女を演じ涙を誘った。そして 2008年冬、11年の時を経て今や実力派俳優へと成長した2人が再び映画で共演する。その映画『レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで(原題:REVOLUTIONARY ROAD)』では彼らは夫婦を演じている。