ラ・ボエーム - 福本次郎

パリの若きアーティストとお針子の恋というスケールの小さいこの作品は劇的な展開に欠け、ストーリーも凡庸。アンナ・ネトレプコ、ローランド・ビリャソンのコンビも、クローズアップに耐えうるほどの美形ではないのが残念だ。(40点)

ラ・ボエーム

© Unitel and MR Film Pietro Domenigg

 オペラには映画化しても楽しめるものとそうでないものがあるが、パリの若きアーティストとお針子の恋というスケールの小さいこの作品は劇的な展開に欠け、ストーリーも凡庸。同じプッチーニの作ならば、「トスカ」は激情ほとばしる作品に、「トゥーランドット」はイマジネーションを大胆に刺激する作品に仕上がったはず。アンナ・ネトレプコ、ローランド・ビリャソンという当代きってのゴールデンカップルも、確かに歌声はすばらしいがクローズアップに耐えうるほどの美形ではないのが残念だ。

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ラ・ボエーム - 渡まち子

現代最高のオペラ歌手ネトレプコとビリャソンの歌声が圧倒的だ(60点)

ラ・ボエーム

© Unitel and MR Film Pietro Domenigg

 プッチーニの傑作の映画化で、現代最高のオペラ歌手ネトレプコとビリャソンの歌声が圧倒的だ。お針子ミミと詩人のロドルフォは貧しいが純粋に愛し合う恋人同士。だが、ミミは不治の病にかかってしまう。オペラ入門としてお勧めとあるが、はたしてそうだろうか。オペラは敷居が高いが映画なら気軽に鑑賞できるという点では賛成だが、あまりに有名な作品ゆえに物語が大胆に省略されている点では初心者向けとは言えない。ただ、映画らしい演出を堪能できるのが長所で、特にラスト、引きのカメラでとらえていくミミの姿は涙を誘う。「レント」や「ムーラン・ルージュ」はこの物語を下敷きにしているし、アキ・カウリスマキも映画化している。見比べてみるのもいいだろう。

ラ・ボエーム - 山口拓朗

◆オペラに少しでも興味のある方にとっては、一見ならぬ一聴の価値がある(70点)

 舞台は19世紀半ばのパリ。ボヘミアン詩人のロドルフォ(ローランド・ビリャソン)とお針子のミミ(アンナ・ネトレプコ)は、クリスマスイブの夜に恋に落ちる。ふたりは芸術家仲間に囲まれながら、貧しくも希望に満ちた暮らしを送るが、ミミは不治の病を患っており……。

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