ラブファイト - 渡まち子

楽しい佳作(65点)

© 2008「ラブファイト」フィルムパートナーズ

 幼馴染の男女が、お互いを好きな気持ちに気付くツールがボクシングという設定がユニーク。いじめられっ子でヘタレ男子の稔はケンカが得意の美少女・亜紀に助けられてばかり。亜紀より強くなろうと内緒でボクシング・ジムに通うが、それを知った亜紀もまたボクシングの魅力に目覚めていく。スポ根としての迫力は希薄だが、その分、素直になれないティーンエイジャーの男女の初恋を、コメディタッチで描いて楽しい佳作となった。終盤、稔を好きな少女の意外な素顔が唐突で大爆笑。並行して描かれる大人の恋が、ややテンポを削いだが、それでも二人を見守る大沢たかおは好演だ。

ラブファイト - 福本次郎

少年もおっさんも自分の情けなさを臆面もなく口にするが、それが大阪弁であることで人情味を醸し出す。正直に弱さやつらさをさらけ出すことでカッコつけずに頑張れる、一方で女心には鈍感。そんな不器用さにしみじみと伝わる。(50点)

© 2008「ラブファイト」フィルムパートナーズ

 幼なじみの少年に保護者の如く付きまとい、彼にもたらされる災いをことごとく取り除く女子。まっすぐに伸びた脚から繰り出されるハイキックはきれいな弧を描き、パンチは鳩尾を正確に突く。不良を倒した後に見せるキュートな笑顔が輝くようにまぶしい。一方の少年がボクシングに打ち込む姿はリアリティに富み、肉体的な鍛錬の成果がうかがわれる。また、うらぶれたジムの雰囲気が疲れた中年男の心境にシンクロし、エディ・タウンゼントのポスターが彼らを見守っているよう。映画は若いふたりの恋に中年男女の愛を織り交ぜることで人生の深い味わいを出そうとしているが、それが逆にテーマを曖昧なものにしてしまった。

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