ラフマニノフ ある愛の調べ - 福本次郎

鍵盤をたたくような激しい旋律と心をとろかせる甘い和音、それはロシア革命を生き抜いた情熱と自分を愛し支えてくれた美しい妻への感謝の気持ち。しかし、そこには作曲家としての創作の苦悩や、人生に対する問いかけはない。(30点)

 鍵盤をたたきつけるような激しい旋律と心をとろかせるような甘い和音、それはロシア革命という激動を生き抜いた情熱と自分を愛し支えてくれた美しい妻への感謝の気持ちから生まれたのだろう。しかし、伝記に書かれているようなラフマニノフの人生を通り一遍なぞるだけで、そこには作曲家としての創作の苦悩や、いかに生きるべきかという自分の人生に対する問いかけはない。事実を基にしてフィクションを加えたなどといういいわけをエンドロールでするならば、もっと大胆な解釈を持ち込んでもよかったのではないだろうか。

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ラフマニノフ ある愛の調べ - 渡まち子

美しく優雅な音楽映画は、良くも悪くも淡白だ。(65点)

ラフマニノフ ある愛の調べ

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 美しく優雅な音楽映画は、良くも悪くも淡白だ。天才音楽家ラフマニノフの波乱の生涯を、虚実を交え名曲と共に綴る物語である。天才にインスピレーションを与えた3人の女性との愛が主軸で、音楽的情熱は深く描かれないため、物語の印象は薄味。時系列もやや煩雑か。それでも確かに記憶に残るのは、ライラックの花の美しさと華麗な旋律だ。母国ロシアへの郷愁と妻の母性が重なる展開が上手い。1920年代のおしゃれな衣装も見所だ。

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