ポー川のひかり - 渡まち子

原初的なあたたか味が伝わってくる(70点)

 見ているだけで癒されるとはエルマンノ・オルミの美しい映像のことだ。本作は巨匠オルミ自身が最後の長編映画と位置付けている。ボローニャ大学の図書室で大量の貴重な古文書に太い釘が穿たれる事件が発生。容疑者は若く優秀な哲学教授だった。彼はすべてを捨ててポー川の川岸にたどり着き、素朴な村人と交流しながら、暮らし始める。村人は教授のことをその風貌から“キリストさん”と呼んで慕うようになる。

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ポー川のひかり - 福本次郎

無残に投げ捨てられ、開かれたページに太い釘を打ちつけられた書物の姿は机上の知識に対する死刑執行。女性検事が「芸術のよう」と口にするが、そのシーンはまさに古い価値観に対する決別を表明するアートの感性が満ちている。(50点)

 図書館の床一面にぶちまけられた百冊あまりの書物。蒐集者であった司教にとって、過去からの文化の継承であり心のよりどころでもあった宝物であるにもかかわらず、辱められた上にとどめを刺されている。無残に投げ捨てられ、開かれたページに太い釘を打ちつけられた姿は机上の知識に対する死刑執行。駆け付けた女性検事が「芸術のよう」と口にするが、そのシーンはまさに古い価値観に対する決別を表明するようなアートの感性が満ちている。串刺しにされた書物は、反逆者を皆殺しにした血なまぐささと断末魔の悲鳴が聞こえてくるかのごとく、見る者のイマジネーションを刺激する。

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ポー川のひかり - 佐々木貴之

◆イエス・キリストの寓意を潜めた宗教色のある作品(70点)

 『木靴の樹』(78)で知られるエルマンノ・オルミ監督が劇映画最後の作品としてメガホンをとった作品。

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